寒さが徐々に和らぎ、
春の足音が聞こえてきそうですが、
いかがお過ごしでしょうか?
いつも運営へのご理解ご協力、
誠にありがとうございます。
「図形の問題が苦手で悩んでいます・・・」
という声をよく聞きますが、
あなたはどうですか?
確かに、どの部分を使って
答えまでたどり着けばいいのか
分からないということが
起こりやすいですよね。
そこで、図形の問題で
押さえておくべき作業について
お伝えします。
その作業とは、
答えが分からない問題が出てきたら、
最低限、問題で与えられている条件を
図に書き込むということです。
数値が与えられている
長さや角度はもちろん、
具体的な数値が分からなくても、
長さの等しい線分や平行な線分や
大きさの等しい角などにも
マークを書き込みます。
ここまで取り組んでも
ピンとこなければ仕方ありません。
ですが、問題によっては、
書き込みをしたことによって、
新たに特別な図形や具体的な数値が
見つかる場合もあります。
例えば、問題で
平行四辺形があると書かれているなら、
2組の対辺にそれぞれ平行マーク、
長さが等しいマークと、
2組の対角にそれぞれ
大きさが等しいマークを記入できます。
対角線に関して何か記述があれば、
2本の対角線のそれぞれについて、
交点で二等分された線分にも
長さが等しいマークを書き入れます。
これらの書き込みによって、
「ここは平行線の錯角の
位置関係になるから
角が等しいな!」
「ここにある三角形は
2つの角が等しいから
二等辺三角形になるな!」
などと、
発見につながりやすくなるのです。
いかがでしたか?
分からないからといって
何もせず諦めるのは
もったいないです。
答えまでの道筋が
見えてくる場合もあるので、
必ず与えられた条件を
書き込むことだけはして、
あがいてみてくださいね。
これからも一緒に頑張りましょう☆