【神戸旅行】 初日 異人館巡りをしに北野へ part① | 別乾坤へ

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新神戸駅に到着後は
駅前からタクシーに乗り、
異人館巡りをしに異国情緒あふれる
北野というエリアへ行ってみる事に。

運転手さん曰く
「北野は坂の街なので、
異人館巡りをするなら上から下へ
下りるように回るといいよ」
との事だったので、



坂の上の異人館で下車しました。

タクシーの料金は1000円。



坂の上の異人館前の坂↑



そして坂の上の異人館で
7館に入場できる3000円の
7館共通券を買い、
入り口でスーツケースを預け、



まずは坂の上の異人館から散策。



坂の上の異人館は、



一時期中国領事館として使われていた



唯一の東洋的異人館で、



館内では



焼き物や絵画など、



中国の芸術文化に触れる事ができます。



館内のインテリアは、
明朝(1368年~1615年)~
清朝(1616年~1911年)に至る
中国の貴重な家具、調度品、
美術品で統一されているとの事。



館内を散策した後は
庭の方へ行ってみる事に。

庭への入口にあるどちらも口を開いた
阿形の一対の『狛犬』は、
パワースポットと言われているのだそう。



坂の上の異人館の庭↑



そして坂の上の異人館を見学後は、



すぐ近くにある
北野外国人倶楽部へ。



この北野外国人倶楽部は
異文化交流の先駆けで、
神戸に集った外国人の華やかな
社交場だったのだそう。



































広いダイニングには重厚な
家具調度品や17世紀フランス貴族
の館にあった木製暖炉が配置され、
音楽室や使用人室と合わせて
当時の華やかな暮らしを
再現しているとの事。



北野外国人倶楽部を



見学後は、



山手八番館へ。



山手八番館(旧サンセン邸・明治後期築)
は、サンセン氏の自宅として
建設された洋館との事。

海に向かって台形の張り出し窓が
連なる個性的な外観で、
柱や梁、筋交いなどの骨組みが
外部に現されたハーフティンバーと
呼ばれる様式や、曲線を描くように
石を積み重ねたアーチ状の梁のある
開口部などが特徴的な
チューダー風の館なのだそう。



館内に入ってすぐの所にある
部屋にはサターンの椅子があり、
女性は向って右側に、男性は左側に座ると
願い事が叶うと云われているみたいです。

このサターンの椅子は
19世紀頃に制作され、
元々はイタリアの教会に
あったものとの事。



















山手八番館の館内には、
彫刻の三大巨匠であるロダン、
ブールデル、ベルナールの傑作、
さらに希少なルノアール晩年の
ブロンズ像が展示されており、
2階には日本の仏像の原点となった
ガンダーラの2世紀の頃の
仏陀坐像やレリーフ(浮き彫り)、
黄金に煌くタイの仏像など
仏教美術上貴重な作品や
原始彫刻などが数多く
展示されていました。



山手八番館の庭↑

山手八番館を見学後は
うろこの家へ行ってみる事に。



途中で見かけたカフェ↑

北野はあちこちにカフェがあるので
異人館巡りの合間に立ち寄ってみる
のもいいですね。



で、坂道を下っていき、



神戸で最初に公開された
代表的な異人館である
うろこの家に到着。

全国の明治の洋館の中でも
有名な異人館の一つである
うろこの家は、
国の登録有形文化財や
兵庫県住宅百選にも指定されている
伝統的な建築物で、
外国人のための高級借家として、
明治後期に居留地に建てられ、
大正に入ってから現在の場所へ
移築されたと伝えられているのだそう。

最後の住人は
E・ハリヤーという人で、
1953年から1968年まで
ここで暮らしていたとの事。



敷地内にはカフェもあります。



で、とりあえず館内に入り、



入ってすぐの所にある売店で
マグネットを2つ購入。

料金は合計で864円。



売店を出た後は館内を散策。











館内にはイギリスの名窯
『ロイヤル・ウースター』、
ドイツの古窯『マイセン』、
デンマーク王室御用達磁器工房
『ロイヤル・コペンハーゲン』、
さらにフランスの古都リモージュに
ある伝統の陶磁器
『ロバート・アヴィランド』などで
造られた繊細で華麗な花瓶やお皿、
カップ、人形などが
展示されていました。













うろこの家の館内↑



うろこの家は北野異人館の中でも
一際見晴らしのいい高台に
建っているので、



館内からの眺望は最高です。







うろこの家を見学後は



外に出て、



併設されているうろこ美術館へ。



館内ではヨーロッパの
近・現代絵画の名作や、



地元の画家で画壇の芥川賞と
称される安井賞のグランプリを
受賞した堀江優の代表作などが



展示されており、



3階展望ギャラリーからの



眺望は、



うろこの家と同様に



最高でした!



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