本日もご覧いただき有り難うございます。
今回の『がんばローカル私鉄』は、北陸鉄道・石川線です。
同社は石川県金沢市に本社を置き、最盛期には国鉄の駅に接続し石川県内に毛細血管がごとく総延長150キロにも及ぶ路線を有していました。
モータリゼーションの進行により、現在は石川線(13.8Km)と浅野川線(6.8Km)の2路線で営業を続けていますが、この2つの路線は接続していなく、それぞれ独立した運行形態となっています。
石川線は、金沢市の繁華街に近い野町(のまち)駅から白山市の鶴来(つるぎ)駅までの17駅の路線で、他社から譲渡された2両編成の電車が近郊からの通勤通学の足として平日日中30~45分間隔で運行されています。
まずは、起点の野町駅。約2キロ離れた繁華街へは『シティライナーバス』が接続しています。
現在の路線図。かつては終点鶴来から先にも線路が伸びていました。
ホームは2面ありますが、現在使用されているのは1面のみ。
2番ホームは架線も外され、立ち入ることもできません。
辛うじて撮影できました。
新西金沢駅。
ホームは2面で、時刻表から推察すると、朝夕には列車交換があるようです。
徒歩2分ほどでIRいしかわ鉄道(元JR西日本・北陸本線)の西金沢駅があり、乗り換えが可能です。こちらの駅舎は新幹線の高架下にあります。
手前の踏切は石川線のものです。
新西金沢駅で、何と幸運にもデキの試運転に遭遇!!
野町から約30分で終点・鶴来駅。
駅名標が見当たらず、らしきものを。(筆者の見落としか?)
駅には、車両基地が併設されています。
この先は廃線区間。ここから能美線や名金線(なんと名古屋を目指していた!!)が伸びていました。
その名残で、まだ線路は続いているように見えます。(しかも複線で)
駅舎内には当時使用されていたものが、展示されていました。
この日、お世話になった『石川線 土日祝限定1日フリーエコきっぷ』
格安で地元の買い物客の方も利用されていました。
以上、ご覧いただき有難うございました。