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さて、『最果てのアンカー キハ54』の6回目は留萌本線です。

 

留萌本線は、函館本線・深川駅から留萌駅を経て増毛駅までの66.8Kmの路線で1921年に全線が開業しました。

日本海に面した天塩地方随一の港湾である留萌港へ石炭や木材等を輸送する目的で建設されましたが、元来人口の過疎地であったことに加え、相次ぐ炭鉱の閉山で客貨とも減少が著しく、2016年に留萌-増毛が、2023年3月には石狩沼田-留萌が廃止され、現在は深川-石狩沼田の僅か14.4Kmの『本線』となっています。

残された区間ついても2026年3月での廃止が決まっていますが、今回は既に廃止された区間を投稿します。

 

まずは、2023年の廃止まで現役の駅舎として使用された『恵比島』駅から。(2018年撮影)

1999年のNHK朝ドラ『すずらん』で『明日萌』駅として使用されました。

現在もロケセットが観光資源として保存されています。

 

 

 

本来の駅名標は大分くたびれています。

 

キハ54が2連でやって来ました。

 

 

 

峠下駅

 

2018年の留萌駅、中核駅の風情だったのですが、こちらも廃止となりました。

 

留萌市内では、D61が静態保存されています。2022年撮影

D51から改造された僅か6両の形式で、保存もこの1両だけです。

 

この日の昼食は、留萌市内のスープカレー屋さんで。

 

さらに足を伸ばし、2016年に廃止された『増毛』駅へ。

こちらも観光資源としてきれいに整備されています。

 

 

駅前には、1981年に公開された映画『駅STATION』のロケセットが。

刑事役の高倉健さんと小林稔侍さんがマークする烏丸せつこさんが働いていた『風待食堂』。

懐かしすぎます。

 

 

 

観光案内所を兼ねているこの建物、内部は倍賞千恵子さんのお店のセットを移設したのでしょうか?

 

 

HDD損傷のため、多くの画像を失ってしまい不本意な投稿でしたが、最後までご覧いただき有難うございました。