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今回の『がんばローカル私鉄』は、富士急行の1000形(派生形式の1200形を含む)です。

 

同社は、1926年に富士山麓電気鉄道として設立され、1960年に富士急行に商号変更した山梨県内に現存する唯一の私鉄で、JR中央本線の大月から河口湖までの26.6Kmの路線を持ちます。

途中、2011年に富士吉田駅から改称した『富士山駅』を経由しますが、大月駅は標高358m、終点・河口湖駅は857mと約500mの高低差があり、かなりの勾配となっています。

また、富士山という一大観光資源を抱えており、休日には新宿や千葉等からJR東日本の列車が乗り入れるリゾート色が強い特徴があります。

 

さて、1993年から投入された1000形は、元京王電鉄の5000系で最大で9編成18両が在籍していました。現在は、2編成4両が残るだけとなりましたが、様々な塗装で我々を愉しませてくれました。

 

【1205編成】富士登山電車、まだ現役。

 

後方の高架橋は、JR東海・リニア実験線

 

 

【1001編成】京王電鉄5000系復活塗装

車両番号・字体を京王電鉄当時のものに戻しています。

 

こちらもJR東海・リニア実験線が後方に。

 

【1202編成】富士急行旧塗装リバイバルカラー、2020年廃車

 

 

 

 

【1201編成】マッターホルン号、2019年廃車

スイスのマッターホルン・ゴッタルド鉄道との姉妹鉄道提携15周年を記念したもの。

 

【1206編成】標準色、2018年、岳南電車に転籍

 

 

今回も、古い写真にお付き合いいただき有難うございました。

またのお越しをお待ちしています。