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今回は、JR貨物のED76です。
ED76は、1965年に製造が開始され1979年までに139両が投入された交流用電気機関車で、北海道と九州に配属されました。
北海道には500番台22両が配属され、JR北海道が継承しましたが、550番台に改造された1両を含め2001年までに全て廃車となっています。
一方、九州には0番台94両、高速列車牽引用として1000番台23両が配属されましたが、国鉄分割民営化を前に概ね半数が廃車となり、JR九州に0番台36両、JR貨物に0番台7両・1000番台18両の25両が継承されました。
JR九州では、2009年の特急『富士・はやぶさ』の廃止を機に定期運用を失い、2012年11月までに全機が廃車となっています。
JR貨物においては、現在も九州一円に運用範囲を維持しているものの、徐々に廃車が進み本年のダイヤ改正時点で残存10両となっており、また後継としてEF510の投入が発表されており、風前の灯火となっています。
今回は、千早操車場以南の鹿児島本線(肥薩おれんじ鉄道を含む)と長崎本線を投稿します。
まずは、福岡市内のお手軽撮影地・多々良川橋梁にて。
この区間、並行する西鉄・宮地岳線(現・貝塚線)の車両が、後方に映り込んでいます。
こちらも福岡県内の有名撮影地で。
熊本県内に転じました。
肥薩おれんじ鉄道・球磨川橋梁にて
ここからは、長崎本線。
ただ貨物列車は鍋島(佐賀市内)までなので、自ずと佐賀県内での撮影です。
EF81同様にカウントダウンに入ったED76、九州に足繁く通うようになりそうです。
以上、ご覧いただき有難うございました。
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