毎度、ご覧いただき有り難うございます。

 

国鉄末期の1977年に登場したキハ40系気動車、1982年までに888両が製造され、ほぼ全国の非電化ローカル線に配置されましたが、近年、老朽化による置き換えが進み、既にJR東海・JR東日本においては撤退完了しています。

本日現在の正確な残存両数は把握できていませんが、概数でJR北海道60両、JR西日本250両、JR四国20両、JR九州120両、合計450両と推測され製造数量から概ね半減という水準になりました。

JR北海道では急激に廃車が進んでおり、またJR四国でも後継機種の導入が発表されており、注目度も上昇中です。

 

そんな中、今回は晩年を奥羽本線・男鹿線・五能線で活躍し、惜しまれつつ2021年のダイヤ改正で姿を消したJR東日本・秋田総合車両センター所属のキハ40です。訪問回数が少なく、天候にもあまり恵まれない中での相変わらずの腕前ですが、ご覧ください。

 

まずは奥羽本線から。朝の快速青森行き、当たり前ですが架線の下を走ります。

特急『あけぼの』の待ち時間にやって来ました。

 

 

 

青森駅にて。

 

 

続いて五能線内にて有名撮影地を転戦します。

 

 

 

 

 

 

こちらは観光列車『リゾートしらかみ』の青池編成。

 

続いて男鹿線内にて

男鹿線名物の夕方の5連と朝の4連、八郎潟と日本海を結ぶ船越水道に架かる橋梁を渡ります。

 

 

今日の駅弁は、秋田駅・秋田比内地鶏のいいとこどり弁当。

これも、酒の肴ですね。

 

 

これらの車両のうち、一部は小湊鉄道・北条鉄道に譲渡され、現在も活躍中です。

こちらも是非訪れてみたいものです。

 

なお、今シリーズでは、キハ40、キハ47、キハ48の3形式と改造により派生した形式を総称して『キハ40』としました。ご了解ください。

以上、最後までご覧いただき有難うございました。