毎度ご覧いただき有り難うございます。
今回は、北陸新幹線金沢開業(2015年3月)以前の北陸本線のうち富山県部分です。
新幹線の開業にともない、日本海縦貫ルートの中心である北陸本線(米原-直江津)では、以下のように経営形態に変化(第三セクター化)がありました。
米原-金沢(176.6Km) JR西日本・北陸本線(変化なし)
金沢-倶利伽羅(17.8Km) IRいしかわ鉄道
倶利伽羅-市振(100.1Km) あいの風富山鉄道
市振-直江津(59.3Km) えちごトキめき鉄道
分断され第三セクター化された部分の大半は富山県で、その運転体系にも大きな変化が見られ、特急列車は、はくたか(越後湯沢-金沢)、北越(新潟-金沢)、トワイライトエキスプレス(大阪-札幌)の全区間廃止に加え、サンダーバード・しらさぎの金沢-富山が廃止され、あいの風富山鉄道の時刻表には特急列車は存在しなくなりました。
普通列車については、経営健全化に資するため、第三セクター化を前に新車(521系)が投入され、国鉄から継承した車両(413系・455系)の廃車が進みました。
まずは、立山連峰をバックにできる有名撮影地から。
秋の収穫のこの日、生憎、山には雲がかかっていました。
651系(JR西日本車)はくたか
485系北越
次に訪れたときは、夕陽を浴びて立山連峰が燃えていました。
413系地域色
455系JR西日本色
681系(北越急行車)はくたか、剱岳が輝いていました。
次の訪問は早朝、東を向いて撮るので、立山連峰と列車の正面には陽が当たりません。
485系北越
455系地域色+455系JR西日本色
455系JR西日本色+455系地域色
EF81牽引のトワイライトエキスプレス
413系地域色
455系JR西日本色+455系JR西日本色
富山市内に入り神通川の堤防で、EF81牽引のトワイライトエキスプレス
同じく市内で、EF81牽引の貨物列車
5月、チューリップを探して入善方面へ移動したのですが、手頃な畑がなくて、仕方なく踏切で。旬を逸していました。
富山地鉄との並走区間で貨物列車を狙っていたのですが、後方から列車がやって来て、あえなく撃沈の一枚ですが、今となっては良い思い出です。
富山駅の西方に移動して、EF81牽引の貨物列車。
左後方には、北陸新幹線の線路が見えます。翌年の開業を控え、試運転列車とのマッチングを期待したのですが…(2014年10月)
485系北越
さらに西に移動し、石川県との県境付近・古戦場で有名な倶利伽羅峠の富山県方です。
485系北越
EF81単機回送
EF510牽引の貨物列車
681系同士のすれちがい。当時、特急街道の異名を持つ北陸本線では、珍しい光景ではありませんでした。
残念ながら列車名の記録を失念しました。
EF81牽引の貨物列車
この訪問は2月で新幹線開業まで1か月を切り、撮り鉄で溢れていました。
455系国鉄色+455系JR色
そして、いよいよ3月の開業前日となり、名残り雪の中、最後の撮影となりました。
2月の比ではない人出で、JR西日本の社員さんも警備に出動していました。
455系JR色+455系JR色
EF81牽引の貨物列車
455系地域色+455系JR色
EF81牽引のトワイライトエキスプレス(大阪行きの営業最終列車)
現地でキー局のフジテレビから取材の申し込みがありましたが、万が一全国にオンエアされてしまったら…と思い、丁重にお断りしたことを覚えています。
455系国鉄色+455系JR色
新幹線開業前夜と言うには、ほど遠い2009年のとある日の早朝富山駅。
高架工事が始まる前の地平ホームで、EF81牽引の北陸と413系。
489系能登と413系、能登は絶滅危惧種の『急行』でした。
左413系、右583系から改造された419系。
さて、富山の反省会は、キトキトな富山湾の海の幸と米どころ・水どころ富山平野の日本酒のマリアージュが定番です。(キトキト:富山の方言で『新鮮な』と言う意味です)
こちらは新幹線開業後のものもありますが、ご容赦ください。
何と言っても、白エビのお刺身ですね。
締めは寿司でしょうね。
軍艦は、海苔ではなく昆布で巻くのが富山流です。
お酒も有名な銘柄が沢山で、選択に苦労します。
最後にオマケのオマケ、富山駅のキヨスクで発見しました。(2022年1月)
ご当地出身の力士が学習ノートの表紙に…
今後の巻き返しに期待しています。
以上、ご覧いただき有難うございました。
またのお越しをお待ちしています。