前渡北町北野神社 創建250年 | てじからおのブログ

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岐阜県各務原市那加に鎮座する手力雄神社のブログです。
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禰宜の日記・備忘録化してます。

気ままに書いてますので不定期・時差あり。

本日は兼務社奉仕です❄️

前渡北町北野神社は創建より250年。
一人奉仕の神社ですが、250年の節目を祝い朝日舞を奉納させていただきました🌿

氏子の方々も『そんな歴史知らなんだ〜』と。

氏子家々が大切につないでいただき今があります。

神社係の方は子供たちが幼稚園でお世話になった先生。節目にご奉仕でき、数々のご縁をいただきますご神縁に深く感謝いたします。










創建250年の節目に由緒などまとめました。


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前渡北町鎮座 北野神社  
【祭神】菅原道真公
【創建】安永2年(1773年)
【例祭】1月25日
【神徳】学業成就 芸能成就 国家安泰 武運長久 五穀豊穣
【鎮座地】前渡北町2丁目38番地の1
【由緒】
時は室町時代後期、坪内藤左衛門藤原頼定が諸国浪々中織田家に仕え、濃州松倉の里の知行主となります。
その末裔は代々武功を顕し、慶長6年坪内嘉兵衛の時に、知行所を前渡に居を定め、安永2年(1773年)12月に坪内家の守護神として邸宅に隣接する現在の処に一宇を建立し、知行所の村人と共に国家安泰、武運長久、五穀豊穣を祈願しここに北野神社が創建されました。

正徳年間より毎年1月25日を例祭日として、坪内家より白米三斗を饌米料として奉献する様になり、願望成就の霊験著しければ、前渡村本郷総氏子として文武豊作を守護いただく氏神として信仰を深めるに至ります。

明治時代には、11代坪内嘉兵衛昌壽の実弟資織は京都北野天満宮宮司(養子入りし吉見資胤(よしみすけたね))として奉仕し北野天満宮千年祭に尽力。崇敬篤く、帰郷の際には必ず参拝したといわれ、北野天満宮千年祭萬燈記念の油皿、和歌等を寄進したと伝わります。

14、15pに【吉見資胤】について詳細があります。
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各務原市『かかみがはら百科』

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