2月17日 祈年祭を斎行
祈年祭を14:00より執り行いました。
当日は、那加地区町内の御代表様にご出席いただき、
厳粛に祭典が奉仕されました。
一年の中で3回大きなお祭があります。
2月17日 祈年祭(きねんさい・としごいのまつり)
4月29日 例大祭(れいたいさい)
11月29日 新嘗祭(にいなめさい)
これらは三大祭と呼び、一年の中で特に盛大に執り行われます。
意味としては、『五穀の豊穣を祈る』です。
時々、「うちは田んぼもってないから関係ない」「百姓のお祭でしょ?」
と言われる方もあるのですが、
でも、みなさん、ご飯食べるでしょ?
日本人は、高温多湿な気候と豊かな水を利用した稲作や、
自然の実りを中心としてきたのが太古からの生業でした。
そして、恵みをもたらす自然の中に、神々の存在を見出してきました。
時には、荒々しく猛威をふるう自然と、そこに宿る神々の姿に畏敬を深めて
生かされていることを実感してきました。
自然と渾然一体となっている暮らしから、今はかけ離れているのか。。。
・・・意識の問題でないかと思います。
まずは、お米を日々いただけることに感謝。
食べる前に、手を合わせていただきますをします。
当たり前なこと、できることを少しずつ。。。
禰宜