こんにちは!
思いを形にする取材ライター
中植なつみです![]()
~たった一言が心に深く根を下ろすこと~
言語化が苦手――そう感じている人は少なくありません。
でも、その「苦手意識」の根っこには、実は“思い込み”という心のブロックが隠れていることもあります![]()
それは、誰かに強く否定された記憶かもしれませんし、
ほんの些細な言葉が、心に長く残っているだけかもしれません。
私自身、そのことに気づいたのは、自分の過去をふり返ってみたときでした![]()
「なぜ私は話すことに躊躇するのか?」
「なぜ、言葉にするのがこんなに苦しいのか?」
その答えは、子どものころに感じた“たった一言”にありました。
けれど実は、それは一度きりのことではなく、何度も繰り返されてきた体験だったのです――
■ 小さなすれ違いが積み重なっていた
私の記憶のなかで、母との会話はいつも“楽しい”とは限りませんでした。
何か嬉しいことがあって話しかけても、
「でもさ、それって○○なんじゃない?」
「そういうのって○○でしょ?」
といったように、必ず別の視点で返されたり、
どこかにある“あら”を探されているような気持ちになる返事が返ってきました![]()
そのひとつひとつは、小さなことかもしれません。
けれど、それが何度も何度も繰り返されるうちに、私はある思い込みを抱くようになりました。
「あ、話すと否定されるんだ」
「だったら、話さないほうが気持ちを守れる」
■ 自分の中に閉じこめるようになった“楽しさ”
話すたびに楽しい気持ちがしぼんでいくような感覚。
それが重なっていくと、楽しかったことや好きなことさえも、自分の中だけにとどめておこうと思うようになりました。
せっかくの喜びを、わざわざ水をさされる場所に持ち込まなくてもいい――
そんな「自分を守る意識」が強くなり、次第に話すことそのものをやめていったのです。
父との会話もほとんどなく、
日常的に「気持ちを言葉にして伝える」「受け止めてもらう」体験はほとんどありませんでした。
気づけば、私は言葉を使わないことで、自分の心を守るようになっていたのです。
■ 本当は「苦手」じゃなかった
今思えば、私はもともと話すことが苦手だったわけではありません![]()
ただ、「否定される」「伝わらない」という無意識のブレーキがかかっていただけでした。
何をどう話せばいいのか分からなくなったのではなく、
話しても意味がないと感じる体験を、繰り返しすぎただけだったのです。
それが、心の中にブロックとなって根づいてしまった――
そう気づいたとき、私は初めて、「じゃあ、どうすれば外せるんだろう?」と考えるようになりました。
■ 安心して話せる人が、私を変えてくれた
転機が訪れたのは、大人になってから。
それは、職場のある同僚との出会いでした。
その人は、私の話を途中で遮ることなく、
「それいいね」「へえ、そうなんだ」と言って、ただそのまま受け止めてくれる人でした。
「でも」「それってさ」などの“否定”がなく、ただ聞いてくれる![]()
そんな経験は、私にとって初めてだったのです。
最初は戸惑いました。
でも、少しずつ心が緩み、安心して話せるようになるにつれて、
自然と言葉が自分の中から出てくる感覚が戻ってきました。
■ 言語化は「技術」よりも「安心」が先
言葉にする力を取り戻すには、
スキルや語彙力よりも先に、安心して話せる環境が必要です。
そして、もう一つ大切なのは、
どんな感情でも否定されずに受け取ってもらえる経験
その二つが揃って初めて、心のブロックは少しずつほどけていくのです![]()
■ あなたの言葉を取り戻すお手伝いをしています
「うまく言えないけど、伝えたい」
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そんなあなたのために、文章まるごとサポートでは、
あなたの“言葉にならない気持ち”に寄り添い、整理し、言語化していくお手伝いをしています。
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🌱 あなたの中にある言葉には、意味と価値がある
「伝えたいのに、伝えられない」
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