ふすまを開けた。
暗い部屋に布団が並んでいた。
蛍光灯をすべて消した。
月明かりを頼りに、枕元を目指した。
スタンドの灯をともした。
掛け布団の白いシーツにぼんやりと光が反射した。

彼女ははだけた浴衣のまま
まだ横になっていた。

あっちにいこうか

彼女は起き上がるのもつらそうに
四つんばいになった。
誘われるままに布団へ向かった。

浴衣に覆われたお尻が丸かった。
いたずらしたくなった。
テーブルの徳利を指でつまんだ。

寝室にはお香が弱く薄く残っていた。