リモコンを手に取り、
どうでもいいテレビを消した。
聞こえるのは虫の声だけだった。
彼女は目を閉じた。

あごに指を添え、少し上向きに
彼女の顔をあげさせた。
首に唇を押しつけ、そのまま、
胸に残った日本酒の跡も舌でなぞった。

きゃしゃな体からは想像できなかった。
唇が乳房に吸い付いているのに、
乳房が唇に吸い付くようだった。
柔らかく、甘い香りがした。

もう一つの乳房を手のひらで受けた。
彼女の両肩がむき出しになった。
下から包み、軽く持ち上げた。
固くなった乳首が親指に触れた。

あ・・・ぁッ 

ため息のように微かな声が漏れた。