私の事を快く思っていない人が大勢いると知ってから、私は人の目を気にしないように心掛けました。私と話した事があって、それで文句を言ってる男なんて、私に無駄なお金を貢いだ馬鹿男なんだと思うようにしました。結局、チャトレに入れ込んで毎月何万も注ぎ込む男なんて、はなっから底辺の男だと。
実生活では女と話す機会もない、私のようにみすぼらしい人間なんだと・・・。
掲示板を閉鎖してから私は、「みすぼらしい男達からより多くの金を巻き上げてやろう」と思って、チャットでは精一杯のブリッコをして、馬鹿な男たちが話し掛けてくるのを待ちました。
なんだかんだ言っても男はブリッコした女が好きで、私がログインしてる間、客が絶える事はありませんでした。私の収入はついにひと月で70万を越えるようになり、多い時には90万近くも売上げました。あれだけ私の文句を言ってた男達を見返したような、清々しい気分でした。
その頃の私はもう、お金こそが人の価値を決めるものだと信じていました。才能も技術も努力も無い人はお金を稼げなくて、何かに秀でた人だけが大きなお金を手に入れるのだと考えていました。そう考えると、私を批判してた大勢の男達は大半が普通の会社員か何かで、明らかに私よりも低所得な人間。私の半分も稼げていない人間ばかり。そんな下らない人間の戯言で心を痛めていた自分を馬鹿らしく思いました。
そう、お金持ちは貧乏人とは住む世界が違う。
使う言葉が同じだけで、話を聞く必要なんか無い。
私は、私の事だけを考えて、稼いだお金で好き放題に生きればいい。