小保方いじめ事件で本当に石を投げた馬鹿がいたんですね | texas-no-kumagusuのブログ

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トミオ・ペトロスキー(Tomio Petrosky、日本名:山越富夫)のブログです。

出ましたね。遂に出た。私が小保方さん擁護で書いたブログ『石持て打て』   で紹介したキリストの言葉を聞いて本当に石を投げた馬鹿がいたとは、キリスト様も開いた口が塞がらなかったこと思います。以下に産經新聞の2014.4.25の電子版『STAP問題、理研調査委員長、辞任へ 自分の論文データに疑惑』    から一部抜粋します。

「新型万能細胞『STAP(スタップ)細胞』の論文不正問題で理化学研究所の調査委員長を務める石井俊輔・理研上席研究員らが執筆した論文に対し、 インターネット上で疑義が指摘されていることが24日、分かった。石井氏は同日、産経新聞の取材に対し委員長を辞任する意向を明らかにした。

 この論文は乳がんを抑制するタンパク質に関するもので、平成20年に理研などのチームが英学術誌に発表。石井氏が責任著者の一人になっている。遺伝子を調べる実験結果の画像の一部を入れ替えた改竄(かいざん)ではないかとの指摘が出ていた。

 石井氏は取材に対し『オリジナルのデータがあり、不正な改竄ではない』と否定。」

今回の小保方さんいじめ事件で
今まで私が散々書いて来ましたが、神ならぬ人間がやることです。今までの自分の研究で手に入れて来た膨大な資料の中から論文に掲載するデータなり写真の中で、誤って別な資料を載せてしまうことは、長い研究生活の中で誰でも一度や二度は経験するものです。これも前に書きましたが、その間違いが本質的なものだったら、そんな誰でもやる間違いの訂正のために、どんな学術雑誌にも「Errata」と呼ばれる修正欄があり、それに報告して正しい資料を示します。しかし、その間違いがその論文の結論を導き出すのに本質的なものでなかったら、わざわざ修正せずに放って置くか、あるいは何か別な機会にその間違いに触れることもあります。

だから、小保方さんの論文で80枚近く掲載した写真の中に2、3枚の間違いがあったとしても、

「そんな間違い、私だってやるよ。」

って言って彼女を擁護しておけば済む話だったのに、この調査委員長は、それを不正な改竄だと小保方さんに石を打つけてしまった。馬鹿だね。まさかキリスト様もこんな馬鹿が人間の中にいるとは思わなかったでしょうね。


ま、こんな馬鹿が調査委員長どころか、膨大な国民の税金が注ぎ込まれている理化学研究所の職員のままで居て良いって訳にも行かないでしょう。今後この人の身の振り方がどうなるか、理研のやり方を見守って行きましょう。

理研の幹部は、天下り官僚と財界人と御用学者で成り立っています。御用学者は所詮天下り連中の道具でしかありません。小保方さんばかりでなく御用学者の尻尾を切り落として、天下り連中の利権を守るなんてことが、今から想像がつきそうですね。野依さんの首も危ないんじゃないかな。でも、文科省出身の連中は多分お咎めなしなんてことになるんじゃないかしら。

話をもとに戻して、上の記事の続きでは、

「委員長の石井氏は分子遺伝学が専門で、16年に発覚した理研の研究者による血小板に関する論文不正の調査委でも委員を務め、改竄などを認定した。」

だそうです。こんな奴に論文不正だなどと認定されてしまった研究者はとんでもない不運だったことになりますね。私がその研究者だったら、此奴を糾弾して、自分の名誉回復の要求しますね。


日本の皆さん、今回のあの悲しい韓国の海難事故で起こった一連の不祥事に呆れている場合ではないかも知れませんよ。