航海日誌#550
どうも咸臨丸です
今日は少しマイナーなお話
カリフォルニアを縦断するなら3本の幹線道路があり
海側が101号、山側が99号、そして真ん中をI-5が走っています
※I-5は西海岸の南北大動脈
今回触れるベーカーズフィールドは日本ではあまり知られていませんが山側の99号を通る際の大都市で30万人以上の人口を有しています
街の起こりは1860年と先回紹介したギラデリより遅いのですが、1865年には石油が発見されたことにより
周辺の金を掘り尽くした鉱山都市から人が集まったんだそうです
鉱山都市っていうとラピュタを思い出してしまう…
どの街にも歴史があるのですが、流れを追いかけると相互作用があちこちで発生してて面白いです
この場合はゴールドラッシュの終焉と石油の発見という流れ、そして地理的に物流中継地になることで栄えた街ということです
そんなベーカーズフィールドを走るとテキサスで見慣れたオイルリグが
いっぱいありますね〜
ただ、19世紀から採掘が続くのもあり、現在はそこまで石油採掘と石油精製が以前よりも雇用を産んでいるわけではないんだとか…
日本にも何かエネルギー資源ないかなぁ…地熱とかアイスランド並みなのになぁ
さらに、調べてみると(主にWikipedia)
1952年にはM7.5の地震があり、土砂災害と洪水で大被害を受けたとの記載もありました…
内陸部での洪水ってことは雪解け水とかダムとかかな?
と、まぁ日本でもそうですが、土地の成り立ちを見るととても面白いので、今回はベーカーズフィールドを取り上げてみました
ちなみにこの後ロスに向かうのですが、大動脈であるI-5が事故で塞がってました…
こうなるんですね