航海日誌#513

大好きスーパーマーケットシリーズに分類したいのが今日の話題
「Buy One! Get (One) Free!」です
これ、アメリカの小売りでめっちゃ目にします
基本的な小売り(Retailと言います)と消費者の考え方の根底に大量買い(Bulk)は安いという概念が流れています
日本以上に…
そうです、たくさん買えば安くするのが当たり前なのです
そこから「1個買うと1個おまけ!」につながるんですね
もちろん「1個買うと2個目は割引」とか、「これを買うと、こっちの製品が割引」といった具合に
購買意欲を煽る方式として類似の戦略が使われています
アメリカの場合は買い出しは週に一度(またはそれ以下)ということも多いので
冷蔵庫は冷凍庫が半分を占めていますし、冷凍庫だけを買い足すこともあります
*サスペンスやクライム映画/ドラマでよく死体が出てくるところですね
なので山盛りに買うのも当たり前で、このBuy One Get (one) Freeで量を安く確保できるのです
もちろん要らないものもたくさん買わされることになりますが…
あー、これ…
日本でも日中やっている通販でよく見る「今なら更にお得、もう1セットついてきます」で手に入るあれですね
掛け布団セットも、収納セットも布団クリーナーもぜーんぶ2個のアレです
いつかアメリカの通販も取り上げたい…あれも面白いので、日本の通販番組の元ネタが詰まっています
出張先のホテルで深夜に訳もなく通販番組を見てしまう…そんなにフライパンもシェフズナイフも要らないのになぁ
ファストフードでも当たり前のようにGet one Buy one Freeです
きっと大きく育つことでしょう(棒読み)
最後にチャック肉の紹介
チャック肉は肩ロースに当たる部位です
もちろん日本より脂肪は少ないですが、日本より硬い肉が多いアメリカで肉を買うにはこういうバンズになっているのもおすすめです
赤身-脂肪 の割合となっていて70-30 80-20 90-10などいくつか種類があります
色々怪しい色の飲み物を飲むアメリカ人ですが、ひき肉を小売りで買うには少し抵抗感があるのか固まり肉🥩を好む傾向にあります
その抵抗感の理由が、何が混ざっているのかわからない(食中毒)…と あんたらハンバーガーあんだけ食べて、マックナゲット食べまくっているのにそれを言うのかとは思いますが…
実際消費者レポート等でも毎年「中まで火の通っていない挽肉」や「品質管理の悪い挽肉」によって食中毒が起きていることが指摘されているので
警戒しているんでしょうね