第五回目は「各教科は何を学ぶの?①」だよ。
中学で学ぶ教科は9教科ですね。
そのうち体育◦技術家庭◦美術◦音楽の4教科は
実技4教科と言われ、学ぶ目的もわかりやすそうです。
今回は主要5教科といわれる教科について考えてみたいと
思います。
国語は全ての教科の基(もと)である、と言われます。
国語=日本語を使って私たちはコミュニケーションしたり
情報の交換をしたり、考えたり知識を得たりします。
どの教科の勉強も日本語で行うので当然のようですが、
そんな実用的な使い方の他に言葉自体を楽しんだりもします。
日本には和歌や俳句といった独特の表現方法があります。
詩という形もあります。
国語ではそのような言葉の使い道を学んだり、
お話(小説など)では登場人物から人のさまざまな気持ちや
考え方を知ることができます。
登場人物の心の変化を学んだりもします。
あるひとつのことがらを取り上げた随筆や説明文からは
著者は自分が伝えたいことをどのように工夫して文に
しているかも学びます。
日本語の使い方のきまり(文法ぶんぽうといいます)も学びます。
言葉は私たちが生きてゆく上でなくてはならないものです。
そればかりか、言葉が豊かになるということは私たち自身も
豊かになるのです。
国語が全ての教科の基というのはそんな意味もあるのです。
数学は何の役に立つのでしょう?
買い物をしたときのおつりの計算?
それは小学校で習った計算で十分。
中学の数学では、文字(xなど)を使うことがほとんどです。
文字を使って数と数の関係を式に表します。
これだけではわかりませんね。
ひとつ例を挙げます。
奇数と奇数をたすと答えは偶数になりますね。
1+1=2 3+5=8 1+5=6
今3つ計算の例を挙げましたが、これは偶然かもしれません。
他の式では答えが奇数になる場合があるかも。
ここで数学の出番です。
ゆっくり落ち着いて読んでいってください。
偶数は2の倍数のことなので文字を使って2×mと表し、
奇数は偶数に1を加えた(1を引いた)数なので2×m+1と
表せます。(または2×m−1)
もうひとつの奇数は別の文字にして2×n+1と表し
2×m+1と2×n+1をたすので、2×m+2×n+2になります。
2×m+2×n+2という式は2の倍数(偶数)の式に直せます。
だからどんな奇数と奇数のたし算でも答えは偶数になる
ということがいえるのです。
わかりやすくするために例を挙げたのですが、かえって
わかりにくくなったかもしれませんね。
とにかく、数学はことがらを文字を使ったりして数で表し
それを式にして調べてみる教科です。
もうひとつ、数学にはことがらを順序立てて考えるという
面があります。
これはいろんなことを考えるときの役に立ちそうですね。
今回の説明ではわかりにくかったかもしれませんが
数学は「解けたときうれしい!」が一番感じられる教科です。
練習や努力が報われる教科です。
ですから毎日数学の勉強をして「数学、好き」になってください。