人は一生勉強、とよく言われます。
いくつになっても、興味を持つ対象がある限り
学び・勉強は続きます。
学びは本来、自分から進んで行う能動的なものです。
興味を持ったことがらに対して、聞いたり見たり
調べたりしてその理解を広げていくものです。
ところが、中学で習う教科の内容はどうでしょう?
興味を持てないことがらの方が多いのではないでしょうか。
ですから今やってることは学びではないと言えます。
「勉強」はどうでしょう。
今では聞かれなくなったのですが、お店で買う品物を
安くしてほしいときに「勉強しといてね」なんて頼み、
お店の人も「はい、精一杯勉強させていただきますよ」と
答えたものです。
今一般的に使われる「勉強」とは違う使われ方ですね。
手持ちの電子辞書の広辞苑によれば、
① 精を出してつとめること
② 学問や技術を学ぶこと。
さまざまな経験を積んで学ぶこと。
③ 商品を安く売ること
とあります。
②も③も①のことが元になっているようです。
特別の目的がなくても
「精一杯努力する」ことも「勉強」なのです。
そこで、受験勉強です。
目的は志望校合格でもいいし、前々回伝えた、
自分の可能性を引き出す、でもいいです。
一生懸命取り組んでみましょう。
何を?
そう、そこがポイントだね。
まず、相手を知ること。
これはどんな試合でも言えます。
試合の前に相手についてさまざまな情報を集めて相手の
特徴や弱点を研究します。
受験勉強の相手とは?
入試問題ですね。
岐阜県の高校入試問題が相手です。
過去問やってみました?
数学や英語でまだ習ってない内容はムリですが、
理科や社会は習った分野の問題はできますね。
支部から過去問を提供した会員さんは過去8年間分の
問題がありますね。
例えば理科なら、「天気」分野の問題だけを8年分の
中から出題された年の問題を全部やってみます。
社会は大問が地理、歴史、公民とわかりやすいね。
岐阜県の入試過去問をやってみると、主に2つのことがわかります。
1つは、あっ、この単元やっぱちょっと苦手だわ、
もう1つは、そんなに応用問題ってないわ。
当然のことですが、学校で習ったこと、学校のワークで
見た問題ばかりのはずです。
いわゆる、教科書レベルの問題です。
理科や社会が教科書レベルということは、数学・英語・
国語も教科書レベルです。
※ 数学&英語について後ほど補充説明します。
入試問題が教科書レベルだとわかったら、何をすればいいか
わかりますね。
今までやってきた学校のワークです。
特に数学と理科は、問題を見たらすぐに全問答えられるように
しておくのがベストです。
このたった1行の
「問題を見たらすぐに全問答えられる」
これができるようになるには、できなかった・答えられなかった
問題は、しつこいほど何度も自分で確認する手間と時間が
必要です。
英語は中1の教科書から今までの本文を
① スラスラ読めるか
② 1文1文の意味が分かるか
③ この基本文は何を表現するときに用いるか
④ 出てきた熟語が使えるか
を確かめましょう。
国語は古文や漢文の問題が答えられるようにしておきましょう。
社会は、教科書を何度も読み返し、特に太字の言葉が
説明できるか、グラフや表はそこから何がわかるかなどを
意識しながら復習しましょう。
教科書レベル以上という点では、数学の応用・発展問題と
英語の長文問題があります。
数学は教科書とワークの問題が全て答えられるようになったら
ポピーや手持ちの問題集などで「解けるかどうか分からない」問題を
主にやるようにしましょう。
英語の長文はそれを読むことに「慣れておく」必要があります。
ポピーや手持ちの問題集などの長文問題をやり終えたら、
ネットで例えば「高校入試問題 愛知県 英語」で検索すれば
過去問が見れますよ。
学力だけでなくどんな力も「継続する力」が必要です。
ある日だけ、ある一週間だけでなくて、毎日毎日の
積み重ねが大事です。
気分の乗らない日も、例え10分でもやってみる、
例え1問でも解いてみる、ということが大切です。
「やる気」は「少しでもやる」ことでしか生まれません。
「やる気スイッチ」は自分で入れられるのです。
「今やってることは学びでない」と言いましたが、
この受験勉強をやることで、何かしらの「学び」が
得られます。
中3の受験勉強、けっこうやったなあ
って、いつか振り返られるといいね。