山歩き958回目 (百々ヶ峰214回目)

 

前回(5/11)来たときにつぼみが出てたササユリ、

もう咲いてないかなあと三田洞から歩きました。

 

胞子葉が光のスポットライトを浴びて浮かび上がった

シシガシラです。まさに一期一会の写真。

 

シシガシラは牧野富太郎の命名らしいです。

広く広がった栄養葉でしっかり光合成をして、

上に伸びた胞子葉から胞子を飛ばす、見事な分業制です。

 

タツナミソウは日本に20種類ほどあるらしいです。

これは誰の命名かわからないけど、波が立ってる、

わかりやすい。

 

こちらはツルアリドオシですね。

お母さんが、これは花が2つだけど実は1つしかできないんだよと

珍しく説明してくれました。

 

調べてみたら、2つの花の元で子房がくっついてるので

実は1つということでした。

 

こちらはキンモンガという蛾だそうです。

蛾の多くは夜行性ですがこれは昼行性なので見られたのですね。

 

今日のお目当てはササユリ以外に他にもあって、その1つが

このジガバチソウです。

花の最盛期に近いと思いますが、もうちょっと近くで

観察したい花です。

 

この時期まで咲いてくれるとはうれしいね、モチツツジさん。

 

コアジサイもお目当てのひとつ。

一般的な花が豪華な紫陽花に比べると地味ですが、そこが魅力です。

 

一時はコアジサイロードと言えるほどコアジサイ並木だったのですが

だいぶ枯れたのもあって以前より少なくなっています。

 

木の寿命が短いのかと調べたら、高温多湿や寒さに弱いとのこと。

ここのところの 気候変動の影響を受けてるんだね。

 

これまたかわいらしいネジキの花の一団がいました。

こんなのも心和みますね。

 

サイハイランもお目当てのひとつ。

少し離れた高い所に咲いてるのでこれで精一杯。

でも最盛期のようです。

いつもはちょっと茶色っぽくなってるけど、拡大してみると

ピンク&紫がきれいです。

 

で、ササユリはつぼみが大きくなっていただけ。

来週くらいには咲いてるでしょうか。