この暑さ、いつまで続くのだろうかと思っていたら、
雨が降り続きます。
地域によっては線状降水帯が発生、川が氾濫したり、
ありらでもこちらでも道路が水浸しです。
台風が東から西へと動いたり、今回のように停滞して
しまったりどうなっちゃっているの、と思うこの頃ですね。
NHKスペシャル「地球超解析」でその特集がありました。
地球の表面温度は毎年上がり続けています。
地球の温暖化はあるのです。
不安定な気候は偏西風の蛇行が影響します。
偏西風は、北極と赤道の温度差による気圧差と地球の自転に
よって中緯度に生じる西から東に吹く風です。
今、高緯度では温暖化が急速に進んでいます。
アラスカでは年々氷河が後退しています。
北極では今までは夏でも凍ってたところが溶けて湖
(メルトポンド)ができています。
光は真っ白な表面では反射されますが池ができると
そこが温められ、より氷が溶けやすくなります。
氷が溶けると水蒸気が多量に発生、それは温室効果になり
気温が上がります。
すると赤道との気温差が少なくなって偏西風は速度を
下げ南に下がります。
一方で赤道辺りの温暖化で偏西風は北に上がります。
北から、南からの相対する影響で、偏西風の動きが
不安定になり蛇行が起きやすくなります。
この蛇行により気象は予測できない状態になります。
偏西風の影響だけでなく、海面の温度上昇も影響します。
海面温度も高くなっていますが、赤道辺りで発生した
水蒸気は帯状になって日本列島に沿うようにその北側に
流れ込み、海面温度を高くします。
これは大気の川と呼ばれます。
これが豪雨の原因になります。
また、巨大な台風も起こりやすくなります。
海の温度は下がりにくいのでいつまでも暑く、日本は
四季の国のはずなのに今は二季になっています。
この暑さ対策としてギリシャでは熱リスクマップを作り、
リスクに高い地区には看護師を派遣、特に高齢者のケアをしています。
また国レベルで植樹をして直射日光を遮る箇所を増やしたりする
対策をしています。
面白いのは、目的地までの最短距離だけでなく最も涼しい道も
示してくれる地図アプリもあるようです。
樹冠被覆率というのがあって、世界の主要都市が20%以上
あるのに、東京23区は7%ほどです。
ビルが多いのも一因ですが、個人住宅から緑がなくなって
いるのが大きいようです。
猛暑と豪雨は連鎖する。地球レベルで影響があります。
温暖化に対してギリシャの例のような対症療法も必要ですが、
根本からの温暖化対策が必要です。
現在行われている再生可能エネルギー(風力◦水力太陽光◦
バイオマス◦池熱)の利用のほか、
宇宙太陽光発電(宇宙に巨大な太陽光パネルを作り、電気を
電波に変えて地球に送り、地球で電気に変える)や
DAC(Direct air capture)という二酸化炭素の回収装置の開発
などが行われています。
今のシミュレーションでは2050年には日本の最高気温が
43℃になるということです。
私たちの子孫が、いや、私の子や孫たちがそんな環境でしか
生活できないようになるのか!
地球の病気がどんどん悪化していることをしっかり受け止めて
エネルギーの使い方をひとりひとりが考え自分の行動も
考え続けねばと思うのです。