この年齢になると死を考えることが日常になりますね。
身近なところでは6月にテラスを見送りました。
だんだん動けなくなって、食べられなくなって、
飲めなくなってと、こういうのが自然な死の迎え方
なんだろうなと思ったものです。
山歩きをしてると花の蜜を吸ってる蝶をよく見かけます。
時々羽の傷んだ蝶を見ます。
先日霧ヶ峰でもヒョウモンチョウが飛び交ってましたが
中には羽の末端の方が欠けたのもいました。
がんばれよ!と心の中で言うしかありませんが、蝶は
羽がなくなり飛べなくなって死を迎えるのでしょうか?
昨日は西濃方面のポピーのお届けでいつものように
朝倉公園の駐車場でお弁当を食べました。
そしてトイレに行く途中セミの亡骸を見ました。
そういえばセミって仰向けで亡くなるんだったっけ、
うつ伏せのは見た覚えがないような?
人も棺桶には仰向けだけど、うつ伏せだと安定しないし
顔見られないからね。
セミも仰向けの方が安定するみたいだなあ。
で、ネットで調べてみました。
重心が背中側にあるのでという説明もありましたが、
背中を下にした方が安定するようです。
ところが仰向けになってるセミに近づいたら急に
ジジジとかいって飛び立つことがありますね。
あれ、「セミ爆弾」とか「セミファイナル」とか言われるそうです。
仰向けになってるのが生きてるか死んでるか見分けるには
足を開いてるか閉じてるかなんですね。
開いていると生きてる可能性があります。
東京の小学6年生がアブラゼミの亡骸で調べた研究結果も
載ってました。
足を閉じて仰向けになってたのは100%死んでたそうです。
セミといえば、今年はアメリカで素数ゼミと呼ばれる
13年ごとに成虫になるセミと17年ごとに成虫になるセミが
同時に発生する年だということで話題になってました。
13も17も素数なので最小公倍数は2数をかけた221、
なんと221年ぶりのことで、次回は221年後なので
誰も次回の大発生を見られません。
よくセミは土の中に7年いて、成長では1週間ほどといわれますが、
詳しいことはわかってないそうです。
どうやって土の中の7年間を観察するの?
でも、成虫になっての人生(セミ生)のお仕事はただひとつ。
子孫を残すこと。
まさに必死になって相手を探し、交尾を終えて仰向けになります。
ヒトのようにダラダラ生きてそのうち自分の故郷の地球を
汚すわ、戦争をおっ始めるわ、そんなヒマはないようです。
潔いセミ生の後の仰向けだったのです。