山歩き961回目 (金華山122回目)

 

午前中は曇り予報だったので金華山へ

岩戸公園からです。

 

通称観音滝というようです。

涼しげに落ちていました。

 

鬱蒼は漢字変換で出てきますが、よう書きません。

トザングチニハイルトソコハウッソウトシタモリデス

 

今日はひとりなのでゆっくり歩く先行の男性に追いつき

「よく来るんですか?」と聞けば

「うん、でも上達しません」

「何回登ってもしんどいもんねえ」

「そうやねえ」

この会話の間にも私との距離が離れ、やっぱしひとり歩き。

 

この時期草も木もあんまり変化ないなあ。

 

おっ、アラカシドングリ、5㎜ないなあ、かわいい。

 

こちらは今年出た葉っぱやね、かわいい。

 

ヤマウルシやろうなあ、かわいい。

 

紅一点、ウスノキの実、かわいい。

 

けど、蒸し暑いでか、体力落ちてきたからか、しんどい。

 

花や!

これはリョウブやね。

まだ小さいのに立派な花です。

昔は飢饉のときこの若い葉っぱが救荒食として食べられてたようです。

 

清流長良川も今日は泥流。

 

いつものように閻魔様と御嶽神社にお詣りしてお城近くで

グレープフルーツ休憩、みたらしはお休みでした。

 

みたらし屋さんのお隣りの神社もお詣り。

以前、この社を手入れに来てた宮司さんの話では

この金華山は全体がご神体でパワースポットなのだそうです。

 

下りは百曲がりコース

しばらく下った所に「城 六丁」の標石がありました。

 

「丁」ってどれくらいの長さ?

 

「一寸法師」の「寸」は約3.03㎝

「アルプス一万尺」の「尺」は寸の10倍で約30.3㎝

 一万尺はおよそ3000m

槍ヶ岳は標高3180mなので、あの歌合ってます。

 

「三十三間堂」の「間(けん・かん)」は尺の6倍で約1.82m

畳の縦の長さが1間、横の長さが半間だそうです。

 

そして、尺の10倍が「丈(じょう)」

 

間の60倍が「丁」です。1.82m×60=109.2m

「六丁」は約109mの6倍なので654m、お城まで

そんなにあるかしらん?

 

丁は一般的には「町」と書きます。

 

寸、尺、間、丈、丁、

覚えきれんわ。

 

けど、今の人にはなじみがないでしょうが

昔の時代劇の賭場(とば、サイコロを使った賭けをする所)で

「ちょうかはんか?」という場面、

これは「丁か半か」で、「丁」は偶数を表したということ。

 

それに関連して、

お豆腐の数え方は「1丁、2丁」です。

なんで丁?

 

実はお豆腐1丁はもともとは今売られている1丁分の

2つ分だったそうです。

 

そういえば子どもの頃、お豆腐は今の2つ分が連なって

真ん中の部分に少し盛り上がった仕切りがあったなあと

思い出しました。

 

あれが本来の1丁だったんだなあ。

 

下りのベンチで水分補給中、登山道の向こう側の根っこが

目に入りました。

 

 

この根っこ、空中に出てからしばらくしてこのままでは

あかんとUターンしたんですね。

 

金華山は岩が多いので根っこも大変です。

けど、そういうセンサーがあって、それへの対応力も

持ってるんですね。

 

さて、今日はパワーいただけたかな。