7月3日

ずっと気になっていた田んぼの草の伸び具合、

下旬のポピーのお届けもほぼ終わって、

やっと晴れ間の出た今日、久しぶりに行ってきました。

 

やっぱ伸びてるわあ。

 

特に私の畝の近くにある取水口からの溝が草で

覆われています。

 

普通の稲田では今の時期稲は水の中です。

 

自然農では、溝に水があれば畝にも水が行き渡るので

それで十分と本にも書いてあったと思いますが、

同じ自然農のI会の田は5㎝くらいでしょうか、

水が畝の上まで覆っています。

 

田全体を見てみても、水に浸かってるところがほぼ

ありません。

 

私の所で滞らせてしまっていては申し訳ないので

今日は溝の所だけでも刈ってしまおうと始めました。

 

ここまで1時間ほど。

 

アマガエルのお子ちゃま

 

草取りしながら苗を見ると、

おお、分けつしてる。

分けつというのは、

真ん中でまっすぐ上に伸びてる茎(これを稈かんと言います)の

両脇から斜めに2つ稈が伸びてます、この後この両脇からまた

2つ稈ができてどんどん増えていきます。

扇形状に増えていって、その後垂直方向にも増えていって

20本ほどになります。

これを分けつと言います。

 

この苗は40㎝ほどまで生長。

 

背中に太陽の熱を受けての草取りはなんか体にダメージを

受けそう。

息も荒くなってきたのでしばし休憩。

 

その後この列の溝周辺の草取りまでとしました。

ここでお昼になり、午後からもやる気力が残ってませんでした。

 

少し前にメディコスで「ラブコメ」という本が目にとまりました。

ラブコメディーの略じゃなくて「ラブ米」。

作家の原田マハさんと漫画家のみずき水脈さんの共著です。

 

目次を見たら、「自然農ってなんだ」という章があったので

そこを見たら川口由一さんの名があったので、同じ自然農や

ということで借りて読んでみました。

 

長野県八ヶ岳の方で今我々がやってるのと同じような感じで

ひとり1畝を受け持ち、種下ろし前から収穫までを体験します。

 

さすが作家さんだなあと感心したのは、自然農を

「自分も自然の一部として生きる生き方を求めた」と説明しています。

 

そうなんですね、自然農は己れの生き方なのです。

 

そして自然農をやってみて、とても「たいへん」だと何度も言ってます。

 

「大変」なのです。

先日YouTubeを見てたら、おばあちゃんの名言として、

「大変な時は、大いに変われる時」というような言葉がありました。

 

夏の田の草取り、大変でした。

 

で、2時間は太陽の下で草取りできるなという自信が持てました。

 

 

この後にI会の田んぼを見に行きました。

 

そこで見つけた、

ネキバナの白花かなあ?