5月26日(日) 山歩き957回目 尾高山530m

 

お母さんが三重の菰野にあるパタミタミュージアムに

行ってみたいというのでアクセスを調べてたら

近くに尾高山という山があって、よく登られるみたい。

 

午前中はパタミタミュージアムに行って池田満寿夫や

細川護煕の作品、お庭の木などを見て、近くのお店で

パンを買いました。

 

尾高観音の駐車場でパンを食べてからその一角の

トイレに置いてあった登山マップを頼りに歩きました。

 

ここは一帯ヒノキ林です。

 

足元にはタツナミソウかな、花の数が少なめです。

 

ヒノキ並木奥の観音様にお参りしてからその裏手の登山道に

入ります。行者コースです。ー

 

ここは尾高高原で、登山道沿いにロープに逆三角形の

尾高高原・中日新聞などの旗が付いたのが所々にあります。

 

少し登った所に休憩所?がありますが、

ちょっと敷居が高い。

 

本来の「敷居が高い」は、不義理などをしてその家に

行きにくいなどのときに使われる言葉なんですね。

 

あんな所に地蔵さまが、と思って近づいてみたら、目鼻が

なくて(なくなって?)どんな表情かわかりません。

 

後で登山マップを見たら、行者像とありました。

役行者(えんのぎょうじゃ)像のようです。

午前中に池田満寿夫の地蔵像をいっぱい見たので

お地蔵さまと思ったんですね。

 

少し急な所にはロープもありますが、木の根っこが

露出してるのでそれを頼りに上ります。

 

山頂、見晴らしコース分技点から少し山頂方面に

行った所でマツの木に生えたサルノコシカケがありました。

 

漢方で利用されたり抗がん物質を含むとも言われますが、

サルノコシカケには木材腐朽菌がいて木材を腐らせるそうです。

 

材を利用するために育てている木では困った存在ですが、

森の中ではキツツキが穴をあけるのに役立ったり、ムロができて

生き物の家になったり、大木を倒して明るい場所ができて

新しい芽生えにつなげたりと、いろんな役割があるようです。

 

歩き始めて1時間半ほどで山頂に着きました。

 

同じころ山頂着のご夫婦の旦那さんが、

奥さんが以前登ったことがあり30分ほどで登れると聞き、

運動靴で歩いたのだけど、と文句言ってました。

 

山頂で、あんまり花咲いてなかったなあと話してたら、

下りの見晴らしコースを少し歩いた所でシライトソウを

見つけました。その辺りしか咲いてませんでした。

 

下山したら駐車場と反対方向に4分で魚止滝とあったので

見に行きました。

 

その近くで見つけた見かけたことのない花。

 

滝から30分ほど林道を歩いて駐車場に戻りました。