7日の日曜日にお米づくりの第一歩種下ろしをしました。

 

お米の種はもみです。

 

K会では、苗を育てるのに育苗ポットを使います。

 

初めての作業なので写真を撮る余裕もなく、

縦30㎝、横60㎝ほどの確か全部で448の穴の空いた

ポットに土を入れ、その上に一粒ずつもみを乗せ、その上に

土を被せるのに懸命に取り組みました。

 

この一粒ずつもみを入れていくのが手間なのです。

私ひとり分でポット3まいですので、448×3=1344粒の

もみを入れました。

 

と言っても、ひとりでやったのではなくて、その前日に

参加したI会のMちゃんがお手伝いに来てくれたのと、

相棒のYちゃんも自分のが終わった後で手伝ってくれたので

あ〜やっと終わった〜でした。

 

朝の8時半から説明を聞いて作業して、11時頃全員が

育苗ポットの準備が完了しました。

 

お昼にはちょっと早いのでこのまま田にセットしようと

いうことで育苗ポットを田まで運び、セットの仕方を

教わりました。

 

写真はその時のもよう。

土ドロドロ状の向こう側に3まいあるのが育苗ポットです。

 

育苗ポットをそのまま田の上に置くだけでは、ポットから根が

伸びても田まで届かないので、ポットの下面が田の土と密着する

ようにポット3枚分の田の表面を少し削り(草を除く)、土を少し

おこして水を注ぎドロドロ状にします。

 

ポットの下面が田の土に接着するようにポットを置きます。

 

写真は、その上に藁を敷いて取り除けのネットをした様子です。

私の田のものです。

 

午後1時半ごろに終了しました。

すごくお腹が空きましたが、それほど気温も上がることなく

無事終えることができました。

 

さあ、ちゃんと芽生えてくれるか、期待と不安が混ざった初日でした。

 

今日の反省点。

このもみを下すために、前日にもみを水に漬けておきます。

その前に中身のないもみを取り除くために一度水に浸します。

水に浮いたのを取り除くのですが、それからまた水に漬けるまでに

もみの選別をしておくべきでした。

ポットを使うにしろ、田に直接下すにしろ、見た目の良さそうなのを

選んでおくとよかった。

 

さて、本来の自然農は育苗ポットは使いません。

田の一画に苗床を作って、そこにもみを下ろしていきます。

 

写真のようにもみともみの間が2〜3㎝になるようにもみを

下ろします。

 

育苗ポットにするように等間隔で一粒ずつ下ろしてゆく人も

いますよ。