種 たね、自然農を始めるまであまり考えたことは

ありませんでした。

というより、「種が危ない」と、この「タネの未来」を

読むまでは。

 

自然農をやってる人は「固定種」にこだわっているようだなあ

というのは自然農の会に参加し始めて感じてましたが、中には

「私はそれにこだわってない」という人もいて、そうやね、

そんなにこだわることもないかと思ってました。

 

そもそも「固定種」がなんなのかも知らなかったんですけど。

 

ところが、この2冊を読んでからは、自分が降ろす種は

できるだけ「固定種」という思いになっています。

 

あっ、今回は固定種の話じゃなかったんだった。

「タネの未来」(家の光協会)を当時高校2年生で著した

小林宙(そら)さんの話をしようと思ったんだった。

 

今、8月号のお届け準備をしています。

昨日も午前中は作業場でした。

 

作業場?

ご存知の方もみえると思いますが、ポピー岐阜はなまる支部の

作業場はダスキン岐阜の倉庫の一角にあります。

 

倉庫ですのでエアコンとかはありません。

ただし天井が高く広いスペースなので太陽の熱が倉庫中に

こもることはありません。

 

ここで本部から届いたポピーを各会員さんごとに「ポピー!

ハッピー!」やチラシなどとお届け袋詰めをしています。

 

昨日はまだ袋詰めでなくて、その準備や夏休みに希望する

中学会員さんに提供するプリントの準備などをしていました。

 

熱はこもらないですけど、扇風機だけで丸1日いるのは

近ご老体(ご老体に近づいてる人のこと)にはよろしくないので

2時ごろからメディコスへ避暑に行きました。

 

そこで数日前から読み始めたこの「タネの未来」を読み

終えました。

 

この本の著者小林宙さんは中学生の時に固定種の種を流通

させるべく起業したのです。

 

小林さん、子どもの頃から種やドングリが大好きで小学生の

頃から自宅屋上の菜園で野菜作りも始めました。

 

そして種のことも学ぶ中で今世界でも日本でも野菜の種類が

どんどん少なくなっていることを知ります。

 

「固定種」のことはまた別の機会に取り上げますが、固定種の

減少はそのまま野菜の種類の減少につながっています。

特に日本の伝統的に作られ続けてきた野菜もその種がなくなり

つつあります。

 

そして、小林さんの目的が種の多様性を維持する・高めることで、

その流通をする仕事を立ち上げたと知ってその行動力に感心しました。

 

今の世の中の流れはおよそ目先の利益です、見た目のよさです、

人よりもまずおのれが楽しくありたいです、よその国の戦いは

気にはなるけどよそごとです、よその地域の貧困はやはり

気になるけどよそごとです。

 

そこには最終的に地球のすべての仲間が幸せにならなくちゃ

いけないという発想は少ないです。

 

小林さん、現在は大学生になって、事業も継続しているようです。

 

小林さんや、先月の「ポピー!ハッピー!」で紹介した

環境活動家の露木しいなさんのように地球や世界の未来を考えられる

若い人が日本でも出てきているのは頼もしいです。

 

小林さんが種に興味を持ち始めたきっかけのひとつが小学

1年生で育てるアサガオだったそうです。

 

夏休みに家に持ち帰ったアサガオはきれいな花を咲かせたので

その種をとっておいて翌年蒔いたのですがなんだかしおれた

ようなアサガオだったらしいです。

 

その種を翌年蒔いてもやはりきれいな花は咲かなかって、不思議に

思ったことがスタートだったようです。

 

いろいろ試したり、疑問を持ったり、そこから発展していくん

ですね。

 

さて、メディコスの2F図書館、冷房がしっかり効いていたので

ちょっと冷えてきて、外のデッキに出たら絶景でした。

写真に収めたはずが残ってませんでした。