スポーツ選手ではよくイメージトレーニングが行われていると
いいます。
オリンピックで複数のメダルを獲得したある女性スキー選手は
大会の前にコースを滑る自分の姿を視覚化(ビジュアリゼーション)
して臨んだそうです。
「本番前には必ず、頭の中でレースを思い描くの。
スタートゲートに立つまでには、頭の中でそのコースをすでに
100回は滑り、一つひとつのターンをどう曲がるかをイメージ
しているわ。
コースを視覚化してしまえば、絶対に忘れない。
スタートしたら正しいラインに乗って、思った通りのコースを
滑るだけよ」
こんな研究結果があるそうです。
若者を8人ずつ4つのグループに分けて、
1つ目のグループには、頭の中で小指を曲げるトレーニング、
2つ目のグループには、頭の中でひじを曲げるトレーニング、
3つ目のグループは何もトレーニングさせず、
4つ目のグループには、実際に小指を動かすトレーニングを
1日15分、週5回を12週間続けました。
その結果、1つ目のグループでは小指の強度が35%、
2つ目のグループではひじの強度が14%増加しました。
4つ目のグループでは小指の強度が53%増加なので
実際に動かすことが一番効果的なのですが、想像するだけでも
効果があるようです。
想像するという主に脳の働きが身体の機能にも影響を及ぼす
ようです。
こういうのは、そういうことってあるかもと思う方が
楽しそうですね。
今日7月号をお届けしたH会員さんのお母さんにこのことを
話したら、お母さんから最近こんなことがあったと
聞きました。
小学2年生の女子Mちゃん、家に鉄棒があって練習するのに
逆上がりがどうしてもできなくて鉄棒も片付けてあったの
ですが、ある日、「逆上がりができるかもしれない」と言い出し、
じゃあと鉄棒をセットして試みたら見事できたというお話。
これはMちゃんが逆上がりができるようになりたくて、
逆上がりができてる自分の姿をビジュアリゼーションしたんじゃ
ないかな、とお母さんにお話ししたら、納得されました。
このビジュアリゼーション、五感全てを働かせて行うことが
ポイントとなるようですが、意識的に取り入れていきたいですね。