今日は初種降ろしの日です。

 

「種降ろし(種下ろし)」という言葉は自然農で使われる

言葉かなと思って辞書を引いたら一般に使われる言葉の

ようです。種蒔き(まき)のことです。

 

種によって「ばら蒔き」「条蒔き(すじまき)」「点蒔き」が

あります。

 

「ばら蒔き」というのは、その名の通りばら蒔きます。

「条蒔き」は幅5〜10㎝の土の上(宿根草の根を取り除いた)に

1・2列すじ状に蒔きます。

「点蒔き」は、手のひらの広さぐらいの土の上(やはり

宿根草を取り除いた)に数粒蒔きます。

 

宿根草というのは多年草ともいって、いったん枯れても

また目を出す草なので取り除きます。

草を敵とはしませんが、種を降ろす場所はなるべく芽が

出やすい状態にしてあげます。

種たちが芽を出しやすい快適なベッドにするためです。

 

少し前に読んだ自然農を取材した本に、川口さんの

「生きものは幼いときはみなひ弱い。ひ弱いけれど

これから生きていく力を持っている」という言葉が

ありました。

 

自然農は農の方法ではなくて、自然やものごとの

受け止め方・接し方だと思っています。

 

ですからこのことは人にもいえて、人も幼い頃は

ひ弱なので保護が必要なのだけれど、自分で生きて

いく力をいつも内蔵してるということは、子どもと

接する時の大事な心構えだと思うのです。

 

さて、種を蒔いたら、その種と同じくらいの土を被せます。

先日のJ会の時、みーくんはふるいを使って土を被せて

いました。

細かい土がやさしく種を覆った感じになります。

 

今日はふるいがないので、網目模様のプラスチック容器を

ふるいの代用にしました。けっこういい感じで土を被せ

られました。

 

小さな種の場合、被せた土の上から少し圧をかけて

種が土に密着するようにします。

 

そしてその上から稲科の葉っぱの先がシュッとした草を

刈り取って乗せておきます。

 

今日はサトイモ、ニンジン、ゴボウ、ササゲ、

エダマメの種を降ろしました。

 

 

これはサトイモ用に土を掘り起こしたところです。

Kさんから種芋を5ついただきました。

30㎝四方で深さ20㎝の穴に種芋を置いて、芋の倍くらい

土を被せます。(土を被せることを覆土ふくどといいます)

 

里芋の覆土は成長に合わせて後2回します。

 

今回の種下ろしは今メディコスで借りている「自然農・

栽培の手引き 鏡山悦子著 川口由一監修」(南方新社)に

基づいています。

 

その本には種芋は根を下、芽の方を上と書いてありますが、

Kさんが種をくれた時、根を上、芽を下にした方がいいと

言ってたことを覚えていたので、3つは根を下、2つは

根を上に置いて植えてみました。

 

さあ、どうなるでしょうねえ。

 

ニンジンとゴボウは条蒔き、ササゲとエダマメは点蒔きで

降ろしました。

 

右側のには、サトイモ、ニンジン、ゴボウ、

左の畝にはササゲとエダマメです。

 

実は、マクワウリと落花生の種も持って行ったのですが、

畝が足りませんでした。

 

そこで、もうひと畝作って本日は終了としました。

9時ごろから始めて、12時ちょっと過ぎまでかかりました。

今日はお母さんも手伝ってくれたので、午前中までで

なんとか終わりました。

 

でも、今日は最初からズッコケ。

いつものようにCDを持って行ってパワーオンにしたのですが

どうやら電池切れで、種を降ろす準備の作業中に種さんたちに

モーツァルトを聞いてもらっていい気分になったところで

土の中へという目論見が外れてしまいました。

 

それと、作業をし始めると他のことを忘れ、今日はカメラを

持って行ったのに写したのはたった2枚、

それに一番肝心な種を降ろす時、種さんたちを激励するのも

忘れてしまいました。

 

作業に追われ、心がついて行ってない初種降ろしになって

しまいました。