昨日から核兵器禁止条約第一回締約国会議がオーストリアで
開かれています。
核兵器禁止条約は昨年の1月に発効していますが、核保有国や
いわゆる核の傘の中の国である日本やNATO加盟国はこの
条約に参加していません。
今回の会議にもNATO加盟国のドイツやベルギー、オランダなどは
オブザーバーとして参加しますが、岸田首相は参加しない旨を
会議にも伝えています。
唯一の被爆国である日本がこの条約に参加しないことに関しては、
一般市民レベルでは不可解でしょうが、今回はそのことには
触れずに、この会議を前にした国連事務総長グテレスさんの
コメントを紹介します。
「核なき世界へ 日本はリーダーシップを」
ロシアのウクライナ侵攻を念頭に「最近の出来事は核兵器がもたらす
危険性を浮き彫りにしている」と、「核兵器の全面的な廃絶が
急務である」、「核兵器がもたらす非人道的な結末という側面に
焦点を当てることを期待する」とコメントしています。
そして、「各国は日本に対し、核兵器のない世界という共通の
目標に向けて前進するため、分断克服に向けた倫理的なリーダーシップを
期待するだろう」と続けています。
でも、オブザーバーとして参加することもないので、早々に
日本としてはそんなつもりありません、と答えたようなものです。
「和の世界へ」というテーマでこのブログを書き始めた時、
最終的な私なりの結論が日本の進むべき道がこれだと
思ったからです。
核兵器だけに限らず、あらゆる軍事力に対して、「和をもって尊しとなす」
という方向性を日本なら世界に発信していけるはずです。
戦後、日本は脅威的な経済発展を遂げて世界に認められも
したでしょうが、同時に日本人の勤勉さや融和さも世界を
納得させてきたといえます。
軍事力以外で力を示したり、地球レベルの豊かさという面で
貢献できることがいっぱいあるはずです。
グテレスさんの言うように、多くの国が、日本が平和への
独自の道を示しその先導者となることを願っているんじゃ
ないでしょうか?
そして、その道を支持してくれるんじゃないでしょうか?
今の世界情勢はどう見ても危険な方向ばかりに向いています。
昨日も知人と話したのですが、
私が子どもの頃から現在に至るまで、日本がもしかすると
戦争に参加することになるかもしれないなどという危惧など
これっポチも抱いたことなかったのに、今は日本人の中にも、
戦争やむなし、軍事費増加すべき、そんな声が聞かれるように
なってしまいました。
方向性が「暗い」のです。
このままじゃ、暗〜い道へ進む一方。
「明るい」方へ行きたいなあ〜。