今朝の中日新聞に、瀬戸内寂聴さんの秘書のようなことを

していた瀬尾まかほさんの記事が載っていました。

 

寂聴さんは、無常ということをよく言われたそうです。

 

無常というと、なんか悲観的な感じで受け止められがちだけど、

そうではなくて、常に変わっていくことなんですよ、今の

苦しみも変わっていくのでいつまでも続くものではないですよ、

そう励ましの言葉として使ってたそうです。

 

祇園精舎の鐘の声 

諸行無常の響きあり

沙羅双樹の花の色

盛者必衰の理をあらわす

おごれる人も久しからず

ただ春の夜の夢のごとし

たけき者もつひには滅びぬ

ひとへに風の前の塵に同じ

 

おなじみの「平家物語」の冒頭です。

暗記させられましたね。

 

今は中学2年の国語教科書(光村図書版)に載っています。

 

教科書には、この後、文の意味が書いてあります。

 

「祇園精舎の鐘の響きは、万物流転(ばんぶつるてん)の常ならぬ

世のさまを伝え、」とあって、

やはりどんなものでも移り変わっていく意味でした。

 

この「変わっていく」ということ、いろいろ考えられます。

 

第一に、私たち自身が刻々と変わり続けているんだなあ、

あらためてそう思いました。

 

何かひとつ経験すれば、そのことによって自分の感覚、認識、

思考などが変わります。

 

特別なことではなくても、例えば昨日のバレンタインデー、

思わぬ人からチェコをもらったとします。それまで

ちょっと浮かない日を過ごしていても、急にウキウキ感が

湧いてきます。

 

これは義理チョコやな、けど、もしかしたら?

その子を見る目も激変するかもしれません。

 

チョコを食べてみたら、お気に入りの味、

これどこのチョコ?とメーカーを調べて、

次回その会社のお菓子を買ってみようと思います。

 

さっきまでの自分とだいぶ変わりました。

 

自分ではいちいち変わったと感じることはあまりないですが、

「今日のオレは昨日までのオレとは違うぞ」なんて言いませんが、

こうやってちょこっとずつ変わっていくのが人生なんでしょうか。

 

そうして考えてみると、自分を「変えていく」ということも

可能かもしれないですね。

 

どんな経験も自分を成長させてくれるきっかけなので、その経験の後に、

自分がいい方向に変わったと意識するようにすればいいのです。

 

って、そんな簡単にいくか?

 

って、疑ってるだけでは変わらないんですよね。

このブログを読んだことで、自分をつらい方へ導いてた傾向を

変えるきっかけになればいいですね。