「日本講演新聞」1月17日号に、作家で映画監督の山元加津子さんの

講演内容が載っています。

 

山元さん、子どもの頃は「変わった子」「変な子」と

言われていたそうです。

 

3歳のころ部屋にいなくなっておばあちゃんが探し

回ったら、汲み取り式の便所で、便器に頭を突っ込んで

いたそうです。

 

「何してるの?」おばあちゃんが聞いたら、

「この間までこの中うんちでいっぱいだったのに、

うんち、どこへ行ったの?」と言ったそうです。

 

(今では、汲み取り式の便所ってほぼないですね。

私が子どもの頃、家の便所は便器付きの汲み取り式

でしたが、母の実家の揖斐では大きなかめに板が

2本渡してあって、それにまたがってする式のやつ

でした。

かめにうんちが溜まってくると、「お釣りがくる」

こともあったっけ?

それに、ちり紙なんてなくて、新聞紙だったなあ)

 

その後も、地球にはゾウやキリン、イヌもいて毎日

うんちするのに、なぜ地球はうんちだらけにならないの?

そう不思議だったそうです。

 

サクラの花が散って、一面ピンクのじゅうたんができるのに、

どこに行っちゃうんだろう?

 

1年生くらいの時、動物のうんちを見つけ、ひっくり返した

そうです。

すると、ミミズとダンゴムシがいて、何時間も見続けていると、

ミミズがうんちをしたそうです。

 

山元さん、そのうんちが土みたいに見えたので、なめて

みたそうです。

まさに「土の味」でした。

それまでに土もどんな味がするのかなめてみてるんですね。

 

ミミズの役割がわかってからは、どんな生き物でもそれぞれの

役割があるんだと思い、「変な子」の自分にも「私は私でいい」と

思えるようになったそうです。

 

これってすごい発見ですよね。

自分で?と思ったことを、じっと観察することで気づくことが

できたのです。

 

私ももっと大きくなってからだと思いますが、身の回りの動物、

ハトやカラス、ネズミやノラ猫、それらの死体をほぼ

見たことないのはなんでだろう?と思ったことがあります。

 

それらは土の中の小さい生き物やもっと小さい微生物が分解して

くれているのだと知ったのはたぶん本か何かからだと思います。

 

でも、五感を使って実際に観察して得たことは貴重です。

 

中学3年の理科で、食物連鎖の学習をしてますが、中学生時代に

それらの記憶はないですねえ。

興味なかったんでしょうね。

 

?に素直になれるってことは大事ですよね。

またいつか取り上げたいことです。