柳ヶ瀬のシネックスで年に10回ほど、上映&トークショーを
やってます。
2年ほど前に「シンプル・ギフト はじまりの歌声」という
映画の時参加して、今回で2回目です。
その時のゲストは監督さんとナレーションを担当した
紺野美沙子さんでした。
今回のゲストはこの映画の監督の竹本祥乃さんと主演の
中村拳司さん。
と言っても、だれも知らないと思います。
竹本さんは長編映画初監督、中村さんも映画初出演です。
たまたま、朝、今映画何かやってるかな?と調べてて
知り、劇場に問い合わせたらまだ空き席がありました。
映画のタイトルも出演者もその内容もほぼ知りませんでした。
映画の中でショパンの曲やラフマニノフのピアノ協奏曲が
使われるピアニストを目指す2人のお話しくらいの知識で。
映画を見るときにはあまり情報を仕入れておかないのがわたし流です。
ピアノ演奏技術に優れラフマニノフを弾くためにあるような
大きな手の鍵太郎、ショパンを弾くためにあるような小さな手の
凜子、ふたりの高校生はお互いを理解しながらピアノ練習を続け、
コンクールを目指しています。
ところが、阪神淡路大震災で母子家庭の鍵太郎は母を失い、左指も
大怪我を負ってピアニストへの道を断たれます。
凜子はそのコンクールで海外留学でき、それぞれの生活が
過ぎてゆきます。
鍵太郎は作曲の才能もあってしばらくは凜子と文を交わして
いますが、そのうち文も途絶えます。
帰国した凜子は鍵太郎を探しますが見つかりません。
再開したのは意外なところ。
そして鍵太郎は変わってしまっていました。
そして・・・
上映後にはトークショーがありました。
監督は週末ヒロインならぬ週末監督で、平日は研究技術員です。
明るいかたで、お金始めさまざまな困難があったと思いますが、
最後はその明るさで乗り越えてるんだろうなと感じました。
中村さんはモデルさんということですが、野球やボクシングを
やってきたスポーツマンです。
スポーツマンとは真逆の鍵太郎役で高校生からですが、
違和感まったくありませんでした。
数年後ブレイクするかもしれないので、サインもらっときました。
この映画はクラウドファンディングで資金も募ってますが、
制作者の近藤さんは映画畑の人ではなくて、元サラリーマンです。
阪神淡路大震災のことを語り継ぎたいと小説を書き、それが一応
原作になっています。
ところが、監督のお話しでは、原作で残ってるのはほんの一部だ
そうです。
近藤さんは竹本監督のショートフィルムを見て、監督の魅力に
引き込まれて今回の映画化が実現したそうです。
会社を辞めて、何かを始めようとしても相当の資金が必要で、
どんな仕事でもリスクはつきもの、それよりも
阪神淡路大震災や左手だけのピアニストのことを伝えたいという
思いの方が強く、竹本監督や音楽・映画を愛する人との出会いが
この映画に結びついたようです。
近藤さんの思いに大拍手しました。
上映期間は11月26日までと短いのですが、応援したいと思います。


