日本講演会新聞のある記事を読んで、

そうなんや、と思ったこと。

 

それは幼児がかく絵についてのもので、

われわれは幼児がかいた線がいっぱいひかれた

ような絵を見ると、「これ、何の絵?」って

尋ねるんだけど、

 

それは、何かを描いたものではなくて、

えんぴつかクレヨンかを持って、紙に線を引くと、

紙にその線が表れる、まるをかくと

丸い形が残る、赤いクレヨンだと

赤い線が紙に残る、そのこと自体がおもしろい、

そんなことでした。

 

そうなんや、楽しかっただけなんや。

確かに、絵の原点はそこか。

 

その楽しさを意識できなかったからか、

上手な絵の描けない自分は絵は苦手と

思い込んでいました。

 

この歳まで。

 

絵とは何かを表現する手段であって、それが何が

描かれてあるのかがわからなかったり、

下手くそだったら、それはダメで、

じゃあ描かないということでした。

 

抽象画などは何かが表現されているのだろうけど、

それが何かがわからない私にとって興味外のもの

だったのだけど、描いた人はただおもしろいと

思って描いただけかもしれないということかな。

 

油絵なんかも、色を重ねていくおもしろさで

できているのかな。

 

音楽だって、この音の後にこの音をこの長さでつなげたら、

その時のリズムはこんな感じでと、そうやって

できていくのかな。

 

音楽の原点もそこにあるのかな。

 

ここからちょっと飛躍して、

私たちが生きていくということも、

その原点を思い出しながらだとちょっと違った

味わいになるかな。

 

指を広げて、中指の先を曲げたり伸ばしたり、

これけっこうおもしろい!と感じられれば、

心の中で「あー」と言った後に声に出してみると、

おお、声が出た!と感激できれば、

朝起きた時、目が覚めることができた!と

ありがたいと思えれば、

これは人生、今までよりおもしろく思えそう。