最終章では、著者の願いが語られます。
オキシトシンは「天然のネクター」として、
競争に伴われるストレスと不安でいっぱいの
テンポの速いライフスタイルがもたらす
好ましくない影響の解毒剤になってくれます。
「やすらぎと結びつき」のシステムを副作用なしに
刺激する方法は、「オキシトシン・バイキング」の中から
選びたい放題、自分に合ったしかたですればよい。
自然界で、動植物が自然環境内で持続可能な
システムを持つように、人間も自分の体が
生理学的に見てどのように機能しているのかを
理解して、現代社会の偏りを正す方向に、
まず個人として変わることが望ましい。
現代社会では、独立、競争、効率、達成などが
高く評価されるが、私たちは他者と結びつき、
子どもを育み、休息し、じっくり考え、
喜ぶようにもできている。
著者はラストに以下のメッセージを示します。
「がんばるばかりが人生ではないはずだ。
薔薇園でダンスを踊るようなときがあってもいいし、
また、そうあるべきなのだ。」
本によるお勉強終わり
経済中心で、目の前の利益追求の現代社会に
生きる私たちはその流れに乗っていかなくてはと
がんばっています。
でもその一方で心の落ち着きなさも感じていると
思います。
まさに慢性ストレスを抱えています。
そこへコロナです。
報道を見ても、私たちはどんどん「寛容」という
ことから離れていっているようです。
今、同時に読んでいる「脳と森から学ぶ日本の未来」
という本にも指摘がありました。
私たちのそのような傾向は、コロナからすると、
願ったり叶ったりの状況です。
コロナは一致団結して自分たちの居場所を広げようと
しているのに、人間社会では一致団結どころかバラバラで
これではコロナに勝てっこないという指摘は
的をいていると思います。
(いずれこの本の内容も紹介するつもりですが、
著者はコロナを悪者と捉えてはいません、念のため)
今、私たちが最も必要としているのはオキシトシン!
そう確信できました。