コロナ禍で、大学ではリモートがメインになっています。

大学生を持つ親さんが言ってました。

「授業料は同じように払っているのに」

 

リモート学習に、あれだけの授業料がいるのか、

不思議に思ってもむりないですね。

 

授業って何でしょう?

 

教える側がその内容を一歩的に与えるだけなら

リモートで十分でしょう。

後から疑問に答えるシステムが付いてたとしても、

教える人は不要です。

 

授業は、先生と生徒の、言ってみればライブです。

 

先生は伝えたいその時の結論にもっていくために、

いろいろ工夫、準備します。

 

でも、先生が意図したように授業が進むとは

限りません。

発表した子どもの内容が的外れであった。

新たな質問をしてきた。

アクシデントで生徒が授業に集中できなくなった。

 

さあ、先生、どうする?

 

何かを話していた先生が急に自分の体験談を

話し出した。

時には、わが子の自慢話をすることもある。

先生といえどもどうやら間違ったことを言ったらしい。

ある生徒が迷惑行為をして授業が進まなくなった。

 

さあ、生徒たち、どうする?

 

これがライブで、授業に限らず、ライブが

一番おもしろいですよね。

 

小中学生だった頃を思い出せば、先生との記憶は

学習内容のことより、先生の内から出てきた言葉

が多いんじゃないでしょうか?

 

中には、生きていく上でのヒントになっていることも

ありますよね。

 

教科書内容を理解するという授業の第一の目的から

すると、たいへんなムダです。

でも、そのムダがとても役立つこともあります。

 

デジタル機器を学習の中心にすると、

「要は結論さえわかればいいんだろ」という

なんとも味気ないものになってしまう可能性が

高いなあと思うのです。

 

ある結論に至るまでに、さまざまな手順をふみ、

あれこれ試行錯誤して、間違いもおかして、・・・

そうすることが真の学びだと思います。

 

去年の春以降のような休校になった場合は

やむを得ないですが、勉強もライブでなくっちゃ。

 

学習にデジタル機器を使うことに反対はしません。

それをツールとしてどのように利用していくかは

これから親さんも検討していく大事なテーマですね。