昨日の中日新聞夕刊にデジタル教科書の
特集がありました。
現在、岐阜市では小中学生の全員にタブレットが
配布されています。
時代の流れは、デジタル化ですし、今回のコロナ禍で、
ますますその利用が促されるでしょう。
文科省は、次の教科書改訂のある24年度に
デジタル教科書の本格的導入をと考えているようです。
デジタル教科書には以下の利点があるといいます。
① 文字を拡大したりルビがふれる
② 家でも学習できる
③ 英語の発音が聞け、動画が見られる
④ 書き込みや修正がしやすい
⑤ 関連事項などをすぐインターネットで調べられる
⑥ 教師はワークシートを印刷する手間が省ける
⑦ 生徒の学習履歴のデータが活用できる
いいことが多いですね。
この利点に文句はありません。
一方、不安材料として以下のことがあります。
① 通信環境が一定でない
② 視力低下の恐れがある
③ 今のところ、無償化は難しい
④ 学習への集中が難しく、学習効果に疑問が残る
⑤ 教師がその活用に対する研修で負担増になる
こちらもその心配はもっともだと思います。
一気にデジタル教科書のみにはならないようで、
紙の教科書とどう共用していくかが課題のようです。
ただ、どんな方法であってもすべて良しは
ないので、不安を意識しつつ、利用できる
ところは利用しましょう、ですね。
特集の最後に明治大学斎藤孝教授がこんな
コメントを出しています。
「教科書の内容は反復して確実に身につけなければ
いけないもので、デジタル化すると、さまざまな
情報の中に紛れてしまう。
紙の教科書は長年の実績があり、学習効果が高く、
今後も中心的に使っていく必要がある。」
わたし、このコメントに大賛成です。
学校の勉強では、教科書が基礎基本です。
「身につける」には、この基礎基本をくり返し
読む、見直すことが大切と思っています。
じっくりと教科書と付き合うことを大切にして
ほしいと思っています。
一冊の教科書を大切にして、何度も何度も
ページを繰る。
「これ、教科書のあそこに書いてあった!」
使うほどに汚れて折れ曲がったりしてしまう、
そんなところにも物を使うことの大切さも
あると思うのです。
もう一つ、私がいつもデジタル化に対して
感じることを明日言わせてください。