まず、授乳について。
乳房が吸われることによって刺激を受けると、
信号が伝わりオキシトシンが放出されます。
血液中に放出されたオキシトシンは乳汁産出細胞を
収縮させ、乳汁を押し出します。
これは反射作用で、くり返されれば条件反射に
なります。自分の赤ちゃんの声を聞いたり、
その子のことを考えただけでも乳がたまって、
漏れ出すことがあり、これはほかの動物にも
言えます。
同じ人に毎日搾乳される雌牛は、搾乳用の
バケツが鳴るのを聞いただけで、乳を出します。
母乳になる栄養分を蓄えるのにもオキシトシンは
関わっています。
母親と赤ちゃんの肌と肌の触れ合い(手で触れる、吸う)は
母親のオキシトシン分泌を促すだけでなく、赤ちゃんにも
リラックス効果を与えます。
吸うという動作は、その後の他者との関わりにも
いい影響を与えます。
授乳中の母親は、血圧が下がり、ストレスホルモンの
コルチゾールの血中濃度が減ります。
リラックスでき、時には寝てしまうこともあります。
以下次回
今回の内容は、子育て経験のあるお母さんは
経験的にうなずくことが多いんじゃないでしょうか。
テレビでライオンの赤ちゃんがおっぱいを吸っているのを
見ますが、その時のママライオンはとても獰猛な
動物とは思えないほど穏やかな顔をしていますね。
今回の内容には、帝王切開の場合との対比がありましたが
省略しました。
以前読んだ、微生物の本で、お母さんのお腹の中では
無菌状態だったのが、お産の時にお母さんの常在菌を
もらって赤ちゃんは産まれることを知りました。
次に、母乳からも常在菌をもらうそうです。
自然分娩と母乳は赤ちゃんにとっても
とても大事なのですね。
さて、特に身体的接触がオキシトシンと関わっていそうです。
どんな接触がオキシトシンの排出を促してくれるのでしょう?