コロナの時代の僕ら
岐阜県の緊急事態宣言も解除され、段階的に授業が
始まりそうですね。
それは明るいニュースのはずなのに、素直に喜べない
といった感じでしょうか。
授業が始まったら、これまで以上にさまざまなことが
起きると思います。
それは、その時々に対応していこうと覚悟もしながら
今日はこの本「コロナの時代の僕ら」を取り上げたい
と思います。
今回のことを単なる災害ととらえずに、ひとりひとりが
自分なりに考えていくことがとても大切だと思うからです。
今、相当注目されている本です。
著者は、イタリアの作家パオロ・ジョルダーノという
かたで、世界の27カ国で緊急発行されているそうなので、
もともと知名度の高い作家さんのようです。
今年の2月から3月に書かれたエッセイです。
最初は数式も取り入れながら、この感染症がいかに
爆発的に拡大したのか、それに対してわれわれはいかに
鈍感であったのかが語られます。
世界のグローバル化のこと、ウイルスや感染症のこと、
政治家や専門家といった人たちがあてにならないこと、
フェイクニュースのこと。
いろいろ取り上げながら、著者は今の状況をよく
「戦争」と表現されるが、それは違うよといこと、
そしてこの先がとても重要だということを一番
伝えたいのかなと思いました。
著者は後書きの中で、
「僕は忘れたくない」というフレーズの後に、
何項目かに渡り自分の思いをまとめています。
そのひとつだけ紹介しておきます。
「僕は忘れたくない。今回のパンデミックのそもそもの
原因が秘密の軍事実験などではなく、自然と環境に
対する人間の危うい接し方、森林破壊、僕らの軽率な
消費行動にこそあることを。」
このことは新聞記事だけでも何人かが指摘しています。
また、このような時にもアマゾンでは大規模な森林伐採が
増加しているニュースも目にしました。
このコロナ禍は、自然災害の拡大の中のひとつ。
「あななたたちが今のような目先の利益や快楽を優先させ、
他人より自分のことしか考えない状況が続けば、結局
あなたたち自身がしっぺ返しをくらうんだよ。」
そう、自然が警告してくれているのかなと思います。
そして、ここから。
じゃあ、自分は何ができる?
何をすべき?
私たちはそれを一人一人が自分の感覚を大切にしながら
考えて続け、
行えることは行っていかなくちゃ、
そう思います。
最後まで読んでいただけたかた、
ありがとうございます。
