山歩き956回目 (百々ヶ峰214回目)

 

ゴールデンウィークに横浜に住む孫たちが来てにぎやかな

ひと時でした。

 

小学5年と2年になった男子はうらやましいほどの

エネルギーで動き回りしゃべりまくりでした。

 

ある時小5のKとの話の中で

「1000回目の時はぼくも一緒に登るの?」と聞かれ、

今までも何回目なのであの山へということは

思ったこともなかって、1000回目への思いも

薄かったのですが、そんなことになればいいなあと

思った次第です。

 

さて、10日からの1週間は愛鳥週間らしいです。

 

百々ヶ峰は鳥好きにはいい山のようで時々カメラを持った

鳥狙いのかたもいますが、普通に山を歩いていて鳥を

見ることはなかなかないので興味はあるものの鳥の種類は

あまり知りません。

 

でもたまには鳴き声を録音して調べてみようと思い、

鳴き声がしたらスマホの動画にするのですが

あいつなんか魂胆があるな黙っとこと思うのか

とたんに鳴かなくなるのです。

 

昨年読んだ脚本家の倉本聰さんの「破れ星、流れた」

「破れ星、燃えた」というとんでもなくおもしろかった

自伝の中に、子供のころ日本野鳥の会の創設者と知り合いだった

お父さんから鳥の聞きなしを教えてもらったという話が

出てきます。

 

鳥の聞きなしとは、ウグイスの鳴き声を「ホーホケキョ」と

いうようにして覚えやすくしたものです。

 

有名なところでは、

「かっこう」のカッコウ、

「一筆啓上仕り候(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)」の

ホオジロ、

ここ数年百々ヶ峰には来なくなった

「月日星(つきひほし)ホイホイホイ」のサンコウチョウなど。

 

ツバメは「土食って虫食って、しぶーい」とか

「人ら米食うし、おいら虫食って、口渋い」と鳴くのだそうです。

 

ホオジロは「札幌ラーメン、味噌ラーメン」とか

「チョットねーちゃん酒もってこい」とも鳴くそうです。

 

アカハラという鳥は

「キョロン、キョロン、チリリ」、「カモン、カモン、チュー」

「競輪競馬でパー」と鳴くそうです。

 

ずっと以前に長良川ふれあいの森案内人の講座を受けたとき、

講師の中さんに知ってるだけ鳥の名を書くように言われて、

「スズメ、カラス、ハト、えーっとムクドリ、ワシ、タカ」って

書いたら、鳥の名に詳しい人ほどスズメ、カラス、ハトは

リストアップしませんという先生の言葉どおり、50ほど

書いたMさんのリストにその3つの名はありませんでした。

 

それで、今日鳴き声が聞けた鳥はウグイスとえーっとカラスだけでした。

 

 

今日の写真の中、最初のは松尾池近くのヒトツバタゴ(なんじゃもんじゃ)です。

 

ラストのはその花のアップです。

 

頂上から金華山を写した写真にちょうど飛んできたカラスが写ったのも

愛鳥週間記念です。