執筆活動10日弱で、一冊の本が概ね完成しましたー。。

とにかく我ながら物凄いエネルギーでした。


たぶんこちらにいらっしゃる方にはあんまり響かない内容になっていると思うので

Amazonでしれっと発売挑戦したいと思います。。


Noteも別でアカウント持っているので

そこでも確認してみようかなー。。


どうなることやら


また掲載までのプロセスわかったらこちらで紹介したいと思います笑い泣き

40歳になって、友人とこれまでの人生を振り返る機会があった。

彼は地元に残り、20代で家庭を持ち、家を買い、二人の子どもを育ててきた。
私は親元を離れ、いくつもの街を渡り歩き、今は海外で暮らしている。

まったく違う20年だった。

彼には私が持っていないものがあり、私にも彼が持っていないものがある。

そのとき、ふと思った。

人生の資産は、預金残高だけでは測れないのではないか。

では、私たちはこの20年間で、本当は何を積み上げてきたのだろう。

あなたがこの10年、20年で積み上げてきた「お金以外の資産」は何ですか?
ヨーロッパで生活するようになってから、少しずつ「豊かさ」に対する考え方が変わってきました。

日本にいた頃のTedは、どちらかというと資産額をかなり意識するタイプでした。

節約する。
無駄なものは買わない。
できるだけ貯金する。
そして余裕があれば投資する。

そうやって金融資産を積み上げていくことが、将来の安心につながる。

これは今でも間違っているとは思いません。

むしろ40歳で5000万円持っていたら、かなり安心です。

でもヨーロッパで生活していると、

「果たして、それだけが豊かな人生なのかな?」

と思うことが増えてきました。

こちらで生活している人たちと話していると、もちろん人によりますが、日本とは少し違うところに人生の価値を置いているように感じます。

休みにはどこへ行ったのか。

夏休みをどう過ごしたのか。

どんなスポーツをしているのか。

何を勉強しているのか。

家族とどんな時間を過ごしたのか。

仕事以外に何を楽しんでいるのか。

「いくら貯めたか」よりも、

「自分の人生に何をセットできたか」

を大切にしているようにTedには見えます。

そこで、こんな2人の40歳を考えてみました。

Aさんは20代、30代とかなり節制してきました。

外食もほどほど。
車にもあまりお金をかけない。
旅行も最低限。

その結果、40歳で金融資産5000万円。

一方のBさん。

40歳で持っている金融資産は3000万円です。

ただし30代の10年間で、Aさんより2000万円多く人生にお金を使ってきました。

家族旅行をした。

海外にも行った。

子供といろいろな景色を見た。

趣味を始めた。

美味しいものも食べた。

勉強したり、新しいことに挑戦したりもした。

結果として手元には3000万円しか残っていません。

さて。

40歳になった時、どちらの人生が豊かなのでしょうか。

資産額だけを見れば、間違いなくAさんです。

5000万円と3000万円。

2000万円もの差があります。

しかも2000万円をこれから運用すれば、その差はさらに広がる可能性があります。

老後への安心感も違う。

病気、失業、教育費、住宅購入。

何かあったときに5000万円あるという安心感は、とても大きいと思います。

だから金融という尺度だけで測れば、Aさんの圧勝です。

でも、「人生のBS」を作ってみたらどうでしょう。

会社のバランスシートには、現金や不動産などの資産が載っています。

人生にも同じようなBSがあると考えてみる。

するとAさんには、

現金5000万円。

一方、Bさんには、

現金3000万円。

それに加えて、

家族との思い出。

世界を見た経験。

子供と一緒に過ごした時間。

趣味。

知識。

人とのつながり。

自分が好きだと思えるもの。

挑戦した記憶。

こうしたものが「無形資産」として載ってくる。

もちろん旅行に200万円使ったから、200万円の資産が残るわけではありません。

経験には値札をつけられない。

でも、それは本当に「消えてしまった200万円」なのでしょうか。

30代で子供と行った旅行は、60歳になってから同じように買うことはできません。

30代の体力で見た景色。

まだ小さかった子供と歩いた街。

その年齢だからできた挑戦。

その時に出会った人。

時間には賞味期限があります。

お金は60歳になってからでも使えるけれど、

30代という時間は、40歳になった瞬間にもう買い戻せません。

そう考えると、2000万円を使ったBさんは、2000万円を失ったのではなく、

金融資産を人生の無形資産に交換してきた

とも言える気がします。

とはいえ、だから「貯金なんてしなくていい」という話でもありません。

40歳で貯金100万円しかなくて、

「でも人生経験は豊富です!」

と言われても、Tedはちょっと怖いです(笑)

結局、お金は人生の選択肢を守ってくれる重要な資産です。

だから大事なのは、

貯めるか、使うか

という二択ではないのでしょう。

どこまで金融資産を積み上げたら十分なのか。

そして、そこから先のお金を何に交換するのか。

その判断なのだと思います。

5000万円という数字を作るために、30代のほとんどを節制して過ごす。

それも一つの人生です。

3000万円を残しながら、2000万円を使って家族旅行をして、趣味を持って、いろいろな国を見て、子供との時間を作る。

それも一つの人生です。

どちらが正解なのかは、Tedにもわかりません。

ただヨーロッパで暮らすようになって感じるのは、

「豊かさ」の物差しそのものが、日本にいた頃とは少し違う

ということです。

銀行口座にいくらあるのか。

家はいくらなのか。

年収はいくらなのか。

そういう「持っているもの」だけではなく、

どこへ行ったのか。

何を見たのか。

誰と過ごしたのか。

何を学んだのか。

何を好きになったのか。

つまり、

「自分の人生に何をセットできたのか」

もまた、その人の資産なのだと思います。

もし人生のBSを作れるのなら、

金融資産5000万円だけが載っているBSと、

金融資産3000万円に、数字では評価できない無形資産がたくさん載っているBS。

40歳になった時、どちらを持っていたいだろう。

最近、そんなことを考えます。

節約して、貯金して、資産を増やす。

それはこれからも続けると思います。

でもTedは、お金を増やすこと自体を人生の目的にはしたくない。

最後に残った預金残高ではなく、そのお金を使って人生に何を残せたのか。

もしかすると、それが「豊かさ」の正体なのかもしれないなー。

ヨーロッパに来て、少しだけそんなことがわかってきた気がしています。

前回、40歳で純資産5,000万円というのはどのくらいなのか、実際のデータを調べてみました。

40代の金融資産は、平均と中央値でかなり差がある。

そして40歳という比較的早いタイミングで5,000万円まで到達するのは
思っていた以上に簡単ではない。


どうやってそこまで資産を作るのか。

Tedも自分の30代を振り返ってみました。

車は持たなかった。

家も買わなかった。

メルカリやセカンドマーケットは欠かさずチェックした。

子供服はお下がりや古着も使った。

会社の福利厚生は使えるものを使ってき。

投資はNISAや自社株などを利用して
基本的にはコツコツ積み立てた。

旅行もするけれど、毎回豪華な旅行というわけではなかった。

こうやって並べると、
「若いうちからそんなに節制して楽しいの?」
と言われても仕方ない気がします。

でも改めて振り返ってみると、Ted自身にはあまり「我慢した」という感覚がありません。

ここが不思議でした。

なぜなんだろう。

考えてみて、一つ思い当たったことがあります。

夫婦で「何にお金を使いたいか」が、かなり似ていた。

これが実は一番大きかったのかもしれません。

車についても、
「今はいらないよね」

家についても、
「まだ買わなくていいよね」

子供服についても、
「お下がりで十分じゃない?」

こういう判断で、大きく揉めた記憶がほとんどありません。

もちろん、車を持つことも、新築の家を買うことも、子供に新品の服を着せることも悪いことではありません。

そこに価値を感じるなら、むしろお金を使った方がいい。

結局これは、
どちらが正しいかではなく、何に価値を感じるか。
という話なんだと思います。

特に一馬力の家庭では、この価値観がかなり重要だった気がします。

共働きなら二人分の収入があります。

でも一馬力なら、一人の収入から家族全員の生活費を出し、子供を育て、その残りから資産を作っていく。

その状況で、

夫は車はいらない。

妻は絶対に車が欲しい。

夫は賃貸でいい。

妻は絶対に新築一戸建て。

となったら、資産形成以前にどちらかがずっと我慢することになります。

逆に、

二人とも「そこにはそんなにお金を使わなくてもいいよね」と思える。

これは想像以上に大きかった。

資産形成というと、
「NISAをやる」
「投資信託を買う」
「固定費を削減する」
みたいな話になりがちです。

もちろんTedもそういうことはやってきました。
でも30代を振り返ると、もっと大きかったのは、
夫婦で同じ方向を向いていたこと
だったのかもしれません。

そして、もう一つ大事なのは、
何にでもお金を使わなかったわけではない
ということです。

旅行には行きました。
子供たちとの体験にもお金を使いました。
欲しいものを全部我慢していたわけでもありません。
外食だってします。

つまり、
お金を使わない家庭ではなかった。

むしろ、
「使いたいところには使う。でも、どうでもいいところには使わない」
という感じだったと思います。

旅行だって、毎回高級ホテルである必要はない。
近場でも家族が楽しめればいい。

でも家族でしかできない経験には、お金を使いたい。
このあたりの感覚が夫婦で似ていた。

だからTed自身も、
「資産形成のために30代を犠牲にした」
という感覚があまりないんだと思います。

そしてもう一つ。
30代の資産形成について調べていて、面白い数字がありました。

総務省の家計調査では、40歳未満の勤労者世帯は、可処分所得から消費支出を引くと年間で約290万円の黒字があります。
もちろん全額がそのまま預金になるわけではありません。

住宅ローンの返済などに回るお金もあります。

それでも、
30代で年間300万円前後のお金を資産側へ回すこと自体は、決して非現実的ではない。

年間300万円。
10年間なら3,000万円。
さらに20代から持っていた資産があり、そのお金をNISAや自社株などで運用していけば、40歳で5,000万円という数字も少し現実味を帯びてきます。

だから資産形成の差って、
「ものすごく稼いだかどうか」
だけではないのかもしれません。

30代の10年間で、
毎年残ったお金を、何に変えていったのか。
車になった家庭もある。
家になった家庭もある。
旅行や趣味になった家庭もある。
金融資産になった家庭もある。

どれが正解という話ではありません。

ただTedの場合は、
夫婦で「ここには使わなくていい」というものが比較的一致していて、残ったお金を資産に変えることができた。

それが結果として、40歳時点の数字に表れているだけなのかもしれません。

そう考えると、一馬力で5,000万円という数字は
一人が頑張って貯められる規模ではない。

むしろ、
夫婦で10年以上、お金に対して似た価値観を持てた結果。
なのかなと思います。

車を持たなかったことよりも。
家を買わなかったことよりも。
NISAで何を買ったかよりも。

もしかするとこれが、
Ted家の30代の資産形成で一番大きかったことなのかもしれません。

前回も言いましたが、
5000万は持ってないんですがね。。


とは言え、
ヨーロッパに住んでお金の捉え方が大きく変わりそうです。
そのことについては次回書いておこうと思います。

次回
ヨーロッパでのお金はないのに幸せな人が多い理由
40歳で純資産5,000万円。
これって実際、どのくらいすごいんでしょうか。

5,000万円と聞けばかなり大きな金額に感じます。
とはいえ40代ともなれば、家を買っている人も多い。

共働きなら世帯年収1,000万円を超える家庭も珍しくありません。

そう考えると、
「40歳で5,000万円って、意外と普通なのでは?」

と思って、実際の日本の資産分布を調べてみました。

結論からいうと、
全然普通ではありませんでした笑


まず今回考えるのは「金融資産」だけではなく純資産です。

たとえば、

預金・株・保険 4,500万円
自宅の現在価値 5,000万円
住宅ローン残高 4,500万円

という家庭があったとします。

持っている資産だけなら9,500万円。

でも住宅ローンという4,500万円の負債があるので
純資産は5,000万円。

Tedはこの考え方が、その家庭の本当の資産状況に近いと思っています。

では、日本の40代はどれくらい持っているのか。
総務省の「全国家計構造調査」を見ると、40代世帯の「家計資産総額」は平均で約1,900万円。

これは金融資産だけではなく、住宅や土地を加え、金融負債を差し引いて計算されたものです。

つまり純資産5,000万円なら、
40代平均の約2.6倍。

しかもこれは40歳から49歳までをまとめた平均です。
40歳と49歳では、資産形成に使える時間が9年も違います。

40歳になった時点ですでに5,000万円に到達するとなると、やはり簡単な数字ではありません。

金融資産だけを見ても面白い数字があります。
2025年のJ-FLECの調査では、40代・二人以上世帯の金融資産は、

平均 1,486万円
中央値 500万円

でした。

Tedが驚いたのは平均よりも中央値です。

中央値というのは、資産額の順番に並べたときにちょうど真ん中にいる家庭。

つまり40代の「真ん中」は500万円ということになります。

平均が1,486万円なのに中央値は500万円。

資産を多く持っている家庭が平均をかなり押し上げていることがわかります。

ちなみに40代では金融資産を保有していない世帯も18.8%。

逆に3,000万円以上を持つ世帯は13.1%です。
かなり差があります。

では、
共働きなら5,000万円くらい余裕なのか?

これもTedは違うと思います。
仮に夫婦それぞれ年収600万円。

世帯年収1,200万円あったとしても、そこから税金や社会保険料が引かれます。
住宅費もある。
食費もある。
子供がいれば教育費もかかる。

旅行にも行きたいし、外食だってしたい。

年収1,200万円を10年間稼いだからといって、1億2,000万円がそのまま残るわけではありません。

ましてや専業主婦家庭なら基本的には一馬力。
一人の給与から家族の生活費を払い、子供を育てながら資産を作っていくことになります。

そう考えると、
専業主婦家庭で40歳時点の純資産5,000万円を達成できたら、かなりすごい。

Tedはそう思います。
そして調べていてもう一つ面白かったのが、

「金融資産5,000万円」と「純資産5,000万円」は違う
ということ。

たとえば、
金融資産5,000万円で賃貸の人。

金融資産2,000万円+住宅の純資産3,000万円の人。
金融資産4,500万円+住宅の純資産500万円の人。
どれも純資産は5,000万円です。

でも資産の流動性や毎月のキャッシュフローは全然違います。

40代になってくると、
「いくら持っているか」
だけではなく、
「どんな形で持っているか」
も重要になってくるのかもしれません。

とはいえ40歳で5,000万円に届かなかったとしても、統計を見る限り、それが普通です。

むしろ中央値を見ると5,000万円はかなり遠い。

共働きだから簡単でもない。

一馬力ならなおさらです。

だからこそ、
40歳という比較的早い段階で純資産5,000万円に到達することには、ちゃんと価値がある。

Tedには5,000万円という数字が、

「お金持ちになった証」
というより、

20代、30代からやってきたことが、ようやく数字になって見えてくる地点
のように感じます。

では実際に、
40歳で5,000万円に近づくために、30代をどう過ごすのか。

振り返ってみると、特別な一発逆転があったわけではありません。
会社の福利厚生は使えるものを徹底的に使う。
NISAや保険、自社株などを利用しながら、ドルコストでコツコツ投資する。
旅行は楽しむ。
でも毎回豪華な旅行にするのではなく、安・近・短も上手に使う。
子供服はお下がりや古着も普通に使う。

一方で、
車を持たない。
家を買わない。
何でも新品で買わない。

振り返ってみると、
「何に投資したか」
以上に、
30代で何にお金を使わなかったか

もかなり大きかったように思います。
節約ばかりしていたわけでもない。
旅行もしたし、欲しいものも買いました。
それでも資産形成につながったのはなぜなのか。

次回は、
40歳で5,000万円に近づくために、Tedが30代で「やったこと」と「やらなかったこと」
をリアルに振り返ってみようと思います。

あ、全然資産5000万ないんですけどね笑笑い泣き