片側直線3車線の

都心にしてはスピーディーな大道路で

バーン!!!と

聞いたことのない爆音が!


ずっと向こうを見ると

中央分離帯の横をスローダウンしながら

ど真ん中で止まろうとしている車発見


コレはマズい!

後ろから突っ込まれる!


と思い

さっそく走り寄り

運転手の様子を見ながら

かなりのスピードで走ってくる後続車を

ひやひやしながら体全体で

「X」を出して止めます



運転手のおじいちゃんは

車を歩道近くに寄せますが

まだ非常に危険な位置です


僕に代わり

安全な所まで寄せます


タイヤとホイールは


見事にフィニッシュ…


言語&聴力に障害がある方だったので


それが原因なのか


それとも元々せっかちな性格なのか


あるいはまだパニクっているのか


わかりませんが


僕の質問はほとんど無視で


とにかくせっせと慌てるように


タイヤ交換に取りかかります…


警察呼ぼうか?と


僕が手伝おうとすると


「大丈夫、大丈夫」のジェスチャーをします



そうなると


作業がしっかりとできているか&精神状態を


「家はこの近く?」


「家には誰かいるの?」


「今からどこ行くの?」


と確認する事しかできません…



時々手助けしながら一応完成


精神状態も一応大丈夫そう


そしてホイールキャップを


「ちっと待っててね」


と探してあげます


ありました!



キャップを見るとどうやら


今回初めてではなさそうです…



「ホントに気をつけてね。
人だったら死んでたよ…」

と言うと深々と頭を下げて

「ありがとうございました」と言う…


そしてまた

シートベルトも忘れそうになり

落ち着きなく慌てるように

ささっと走り去っていってしまいました…



余計なお世話かもしれませんが

昼間から

何が原因であの分離帯に突っ込んだのか…

信号は実際に青だったのか…

横断歩道だったら

命無くした罪のない犠牲者が

出ていたかもしれない…

またこれから
(いつものトヨタに向かうといっていたが)

事故は起こさないだろうか?


などと考えると

やっぱり警察を呼ぶべきだったのではと

なんだか気持ちの晴れない

モヤモヤした

結果となってしまいました…



あれは事故でした

列記とした「単独事故」

事故を起こした反省やショックもなく

また普通に走り去って行った

あのような運転手に対する

怒りも感じました…




死者を出す前に

あのような運転手はしっかりと

お医者さんに診断してもらって

運転するべきかどうか

真剣に調べてもらいたい



「正常な運転」が

できていなかったのは

明らかですからね…



恐ろしい世の中です…