厳しい冬の中、冬眠していたニューヨークのおバイクさんたちは毎年、五月一日までに車検をしなければなりません。車検といってもとても簡単なチェックで3分でおわるインスタントラーメンとかわりません。お値段はたったの$10(ちなみに、フロリダではバイクは車検もなければ、保険もいりません、はい)。マイハウスからとても近いアッパーイースのここはバイク屋さんでななく、修理屋さんで、ふたりのメキシカンでやっています。修理中のバイクがおかれているため、いろんな種類のバイクが見られます。原型のないほど改造されたハーレーや、HONDAをまんまパクった中国製のスクーターやらと、いつも楽しみです。
今回はとってもシブいBSAー Birmingham Small Arms Company という、むか~しのイギリスのバイクがありました。1861年に、BSAはショットガン等ミリタリーサプライを作る会として創立、その後1919年にモーターサイクルの会社としてでき、一時は世界で最大のバイク会社となったこともありました。ワタクシのトライアンフや名車ノートンも、もともとはBSAなのです。歴史を感じる「化石」バイクで、スタイルがとってもやわらかい。現在のスピードバイクには無い、ビュ~ティーであります。ワタクシもいつかNortonやGuzziが似合う男になれるように、人生頑張っていきます。
それとジャンボ焼き鳥みたいな写真ですが、ケバブといってアラブ系の食べ物で、有名な屋台がマイガレイージの近くにあります。今回はチキンとビーフを2ドル50セントX2=$5で食べました。さすがに有名屋台、とてもじゅ~すぃ~でデリシャスでした。