今シーズン初のツーリングは、ベアーマウンテン&コールドスプリングでした。悪魔にとり付かれたように雨&風ばかりのNYに「晴天」が訪れました。今回はベテランBMW2台&アマチュアBMW1台、そしていつものクロアチアンライダー
「ファーストディーン」&「トラテット」でした。ジョージワシントンブリッジを渡り、ニュージャージから北上。BMWのドイツ軍マーチ的素晴らしい高速安定感を、トラくんから観察。ハイウィエイをおり、ワインディングに入ると、そこはまるで
別世界。緑の匂い、木陰の涼しさ、水の雫、鳥さん、リスさんと、久々に「大自然」を体で感じました。
休憩所で「一休さん&スナップショット」。一人が仕事のためマンハッタンへ戻らないといけないという。「あっそ。じゃ、オレらはこれか
らもっと走るわ」で、二人は帰っていった。しばらくするとBMWの音が聞こえてきた。近づいてくると、アマチュアライダーが後ろに乗っている。「あらま、キミのおバイクどうしたの?」すると「曲がりきれなくて、森に突っ込んだ」といい、コンクリートに横たわる。ケガは大した事なさそうだが、パニック状態だった。とにかく落ちつかせ、体調べて、腫れ上がった左ひじ以外は大丈夫そう。今度はバイクの状態を見に行く。休憩所からやく1分の「ゆるゆるコ~ナ~」の下を見ると、先ほどまでピカピカのBMWが自然の中にかくれんぼしているかのように、横たわっているではないか。よく見て、みてみてみて、出た結果は「TOTALED!!!(廃車)」。ジャンボ岩も沢山のところで、「すごくラッキーな野郎」と思いました。本人には「愛する
BMWが犠牲になって、お前の体を守ってくれたんだから感謝せぃ」と、伝えました。
ポリス&レッカー来て、BMちゃんを引っ張りだし、チリ人のアマチュア太郎くんを最寄りの駅までおくり、ワタクシら4人はコールドスプリングでランチを食べ、マンハッタンへと戻ったのであります。
バイクは、まっすぐは誰でも速く走れます。カーブに入る前に十分速度を落とし、バイクの重さ、カーブの深さ、路面の状態、などいろんなコンディションを計算した上で、バイクを体と一体化させ、寝かし込んでいく、「Slow in, Fast out」が基本となります。それができないでベテランについていこうとすると、確実に森に刺さるか、壁にゴッチンします。みなさんもくれぐれも気をつけて、「Enjoy your ride!」してくださいね。




















何をいってるかわかりませんが、BMWに対する愛の歌なんでしょうね~
http://www.youtube.com/watch?v=oZEnfSFIdQE