ワタクシ携帯電話を失いました。「無くした」のではなく「失った」のです。基本的にワタクシひとつの携帯を壊れるまで使うタイプで、無くすとこはありません。以前から携帯自体あまり好きではなく、最初の(強制)購入も周りと比べると最後の方でした。「電話は家でするもの」「一度家を出たら、leave me alone」などとジジくさい概念から、長い事「家デンマン」でした。「家デンマン」は確かに多くの問題がありました。9-5時でオフィスで働いている生活ならまだしも、ワタクシは「明日or今日どこどこへ何時」というスケジュールで動いているため、「予定or状況変更」が頻繁に起こります。そのため公衆電話を使って連絡していたのですが、NYCのほとん
どの公衆電話は、受話器あげても「プー」がない、ボタン押したら戻らない、こっちが聞こえても相手が聞こえない、相手が聞こえてもこっちが聞こえない、鳴らないからキャンセルしてもコインが戻ってこない。中には受話器がひきちぎられて付いてないもの、付いてたって間違えても受話器を耳に付けてはいけないくらい汚いものばかり。ちゃんとしたのがすぐに見つかればラッキーと考える程だった。そのため、結構仕事に悪影響がありました。ある日マイアミにヴァケイションにいった時に、NYから連絡が取れず、大きな仕事を失いました。NYへ帰りエイジェンシーに行くと「てめ~!今からすぐに携帯買いに行かね~と首だ~!」と言われ、渋々買いにいったのを覚えています。あればすごく便利ですが、未だに「話す」事はほとんどありなく、電話に
「出る」事も少ない為、友達の間では「テットは電話に出ない」で有名です。私からいわせると「用事があるなら、メッセージorテクスト残せ」なんですけどね。
携帯が普及し始めた頃で、まだテキストメッセージがアメリカ人にとって「面倒
な作業」の頃は、「見て!みんな私を見て!今わたし、携帯でしゃべってるのよ~!はっはっはっ~!」ってパフォーマンスしてるかのようにドデカイ声で体揺すってしゃべっているアホポンタンばかりだった(もちろん今も沢山いる)。他国のひとからでは信じられないくらい「常識のない人たち」が、ここZoo York Cityには腐る程います(ほどんどがアメリカ生まれの女性ですけど。。。)今現在、NYC地下鉄には携帯の電波は全く通じません。これが何年後に開通するようになったら、もっとサブウェイが、猿のような「キッキ~」、デカ鳥のような「ギャギャ~」等と、もっと「ひと動物園化」する事は確実であります。
話戻してワタクシの携帯ヒストリーは、最初がソニーとエリッカソンの物だった。今から考えるとぶっさいくな巨大消しゴムのようなデザインで、2年くらいで壊れました。その後モトロラで、一機目は船の上で遊んでいた時につまずいて水にポッちゃん。同モデル二機目はつい最近まで使っていたが、キーパッドははがれるわ、ボタンおしても駄目になったりと「寿命」まで活躍してくれた。そのため去年の冬にアップグレード。 「Garmin Asus」という特殊な携帯を購入しました。ガーミンは元々GPSの会社で、オートバイ用のGPS会社でナンバーワン。バイクマンにっとて、GPSはとても便利。一々止まって、グロープとって、マップ開いて。。。なんてやっている時間が省かれる。電話機能も素晴らしく、すばらしく重宝していた。
だが先日夜中、BQE(Brooklyn Queens Expressway)を軽快に飛ばし、いつもの凸凹箇所も通過し、エグジットを出て、メーターを見ると「電話がな~イ!!!」それも吸盤のアダプターはまだ付いているが、方向をアジャストできるジョイント部分の電話のアダプターから無くなっている!!!「しらーっ」と、胸にポッカリと穴があいたような気分だった。。。2008年に初めて日本で購入したお気に入り携帯も、こちらでカメラとして便利に使っていたが、ワタクシのスポーツバックパックの底に見事穴があき、ハイウェイのモクズとなったのを思い出した。
渋々と帰宅し、その残されたアダブターを見てみると「CHINA」と記してあった。。。
そんなすぐ取れちまうよ~な、へなちょこアダプター作ってる「チャイナ」がわり~のか!凸凹をいつまでたっても直さね~「アメリカ」がわり~のか!それとも取れちまうくれ~飛ばしてた「ジャパニーズ」がわり~のか!複雑な気持ちでよくわかりませんが、命を落とさなかっただけラッキーと思わなければいけませんね♡


昔のように、恋人に電話する時、緊張しながら黒でんダイヤル回して鳴るのを待ち&出るのを待ち、そしてお決まりの、「はい!もしもし、夜分おそくにもうしわけありません。XXと申しますが、XXさんはいらっしゃいますでしょうか?」なんて、ひやひやもんで親パスして、隣の部屋までコード限界引っ張って、閉めたドアの裏でこそこそと「♡ラブトーク♡」してた時代が懐かしいなと感じる「プラトニックテット」であります。。。

20&21回「テット懐メロん」:
黒デンを回している時の緊張感が、デジタルの現代にはありませんね。
http://www.youtube.com/watch?v=Ocl47iFHprs
そして黒デンかけた後、この曲ききながらSasuraiしたいです。
http://www.youtube.com/watch?v=e4hNAgn-JOw&feature=related