Memorial Day (メモリアルデー)とは、
戦没将兵追悼記念日でありまして、米国の連邦政府の定めた祝日であります。毎年、5月の最終月曜日で、今年は5月31日でした。この祝日は、兵役中に亡くなった米国の男女を追悼する日であり、最初は南北戦争で亡くなった北軍兵士を称えるために始められたが、第一次世界大戦の後、あらゆる戦争、軍事行動で亡くなった米国の兵士を含むように拡大されたらしい。毎年この週末は、マンハッタンのウエスト側のハドソンリバーが軍艦でいっぱいになり、町は白いユニフォームにつつまれたセーラー(水兵)さんたちがあちこちでみられます。ロングアイランドの巨大ビーチ、ジョーンズビーチでは、航空ショウも行われます。この日が「夏の始まり」みたいなもので、我々、バイカーはその年の「初乗り」に遠出をします。とても天気がよかったのでビーチにしようか迷いましたが、今年も「山」にしました。ジョージワシントンブリッジをニュージャージー側にわたり、そこからハドソンリバー沿いを北に登り約1時間半くらい(まじめにゆっくり走ってですけど:)のところにベアーマウンテンがあります。レイクがあり緑につつまれたステイトパークは巨大であり、自然の偉大さをしみじみとかんじられます。ベアーマウンテンを抜けて、橋をわたり、更に北へ行くと、小さな町が出てきます。コールドスプリング(Cold Spring)といって、かわいらしい小さなブティックやアンティークショップで成り立っている町です。ここでいつもランチをとります。今回は、Le Bouchon (キャップという意味)というフレンチレストランでステーキサンドイッチを食べました。別にこれといった味や感動はありませんでしたが、そこの雰囲気がとてもよかったので、とてもおいしいものを食べたような気にしたりました。ランチ後は、ハドソンリバー沿いでしばらくゆっくりとして、その後、帰り道は単調な直線のハイウェイではなく、ワインディングのルートを通り、コンクリートジャングル、マンハッタンへとリターンしました。今回は、のんびりと景色や緑の香りを楽しみながら走ったり、時には時速250キロで突っ走り、異次元の世界へ突入し、普段の生活とはかけ離れた地球のGravity、Time、そしてSpaceを味わいながらの「一人バイク旅」でありました。やばりバイクは男の「ロマン」であります。