2012年、モーターサイクルのシーズンがやってきました。
一般的に、オートバイというと「危険」というイメージが強く、経験のない人には「Art of motorcycles」の意味深さがわかりづらいかもしれません。
ところが実際に、オートバイの魅力はボディーシェイプやスピードよりももっともっと奥の深いものなのです。
1974年にRobert Pirsigが書いた「Zen and the Art of Motorcycle Maintenance」という本は、オートバイを哲学的に描いたすごく美しい本であり、ワタクシの永久保存板のノーヴェルのひとつであります。
大自然の中での「エンジン&ヒューマンメカニズム」の リレイションシップを、「禅仏教+物質の形而上学」的に、認識論とエモーティヴィズムの世界で上手に描いたすばらしい本であります
自然の中の空気、湿度、天候の変化をよみながら, 前進することオンリーに設計されたエンジンと一体となり、風を切って目的地に向かう旅、あるいは 「Destination Unknown」でただひたすら走り続けるトリップを楽しませてくれるオートバイ、ワタクシにとっての一生の「パートナー」のひとつであります。
オートバイは「男のロマン」とうイメージが大きいかもしれませんが、実は女性にもちゃんと理解可能な、奥の深ーくとても楽しい「フリーダムの世界」に導いてくれる「モータースポーツ」なのです。
オートバイは事故を起こしては終わりです。くれぐれも気をつけて、今シーズン夢に向かって走り続けましょう
http://www.youtube.com/watch?v=coWCkAOkQ0U
1963年「大脱走」のスティーヴマックウィーン。転んでアミアミにひっかかってもやはりかっこいいですね~。
http://www.youtube.com/watch?v=u6jz_b80V5g
こちらの映画もワタクシの永久保存板です。