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3日目: 最後の清流四万十川/愛媛の絶景駅&極上温泉
四万十川観光バスで沈下橋巡り!
さあ3日目です。天気予報では、宿泊している四万十市の天気は雨。しかし意外にも青空も見えています。いつもの晴れ男パワーで今回も晴れるのでしょうか?笑
3日目の朝食は、宿泊していたホテルサンリバー四万十のバイキング!たくさん種類があり、土佐名物鰹のたたきもありました!写真は盛り付けが上手かった友達の朝ごはん。
昨日素泊まりと勘違いして買ってしまったパンは、この後のおやつに…笑。
朝食を食べたら、宿から5分ほど歩き、中村駅へ。
中村駅前を7:50に出発する高知西南交通の観光バス「四万十号」に乗り、四万十川を北上していきます。
こちらがそのバス。中村駅まで歩く時は晴れていましたが、バスに乗る際に急な豪雨に…でも一瞬で止みました。
のんびりとした四万十市の風景に癒されます。バスの車内では、運転手さんによる四万十市の解説があり、とっても楽しい!
高瀬の沈下橋
8:25に、バスは最初の下車地「高瀬の沈下橋」に到着。ここでは約20分ほど時間があり、自由に四万十川にかかる沈下橋を散策できます。
こちらがその沈下橋。沈下橋は四万十川にかかる柵のない橋のこと。台風や豪雨などで四万十川が増水するたびに、川の中に橋ごと沈むようです。その際上流から流れてくる木などが橋に引っかからないよう、柵が付けられていないのだといいます。
四万十川には至る所に沈下橋があり、地元住民はここをなんと車で通過します笑。橋の中央には、車がすれ違えるよう、少し広がった場所がありますが、、、こんなところですれ違うの怖すぎます笑。
車がすれ違えるようにできている、ということは、対岸には集落があります。こんな山深いところまで人がいることに驚きです。
四万十川屋形船
高瀬の沈下橋を出たバスは、すぐに四万十川屋形船の乗り場に到着。ここではバスが1時間停車している間に、屋形船に乗ることができます。
屋根が付いているので、雨が降っても安心!
屋形船を運転しているおじさんが、ところどころで解説を挟んでくれます。
そしてさっきまで晴れていたと思いきや、急に土砂降りに、、、今日は降ったり止んだりを繰り返してます。
雨が降っていても、四万十川は底が見えるくらいには綺麗!さすが最後の清流と言われただけあります!
屋形船は一旦上流に上がったのち、先程歩いた高瀬の沈下橋まで下り、ここをくぐります。
約40分の屋形船、とっても楽しい体験でした!しかし!船を降りた瞬間、とんでもない豪雨に、、笑幸いにもすぐ近くにバスが停車しているので、さっと乗り込みます笑。
バスはその後も四万十川を北上します。
一応国道なのですが、かなり道幅が狭いです。運転手さんの技術に感動します笑。
国道沿いにはちょくちょく民家がありまして、川からはけっこう離れているのですが、過去の台風の時には、そうした民家の1階部分が浸水したこともあるようです。
バスは最後に岩間の沈下橋を通り、終点の江川崎駅へ。
バスは10:30ごろに、JR予土線の江川崎駅に到着。楽しい解説と運転、ありがとうございました😊
宇和島観光・名物鯛めし
ここからはJR予土線の普通列車で愛媛県の宇和島へ!ちょうどよく11:00の便に接続しています。
10:45には高知県の窪川方面の列車も来ます。バスから接続が取られているのがいいですね!
列車はまたまた大雨の中、西へ進みます。
列車は定刻の12:07に宇和島到着。
駅舎はこんな感じ。宮崎みたいな南国の雰囲気です。
次に乗りたい特急列車までは1時間40分ほどなので、その間で宇和島城とお昼ご飯を食べたいと思います。
宇和島城
宇和島城は駅から歩いて10分ほど。宇和島の商店街を抜けていくので雨も気になりません!
そして宇和島城の入り口に到着。
入り口から城までは約400mあるのですが、ここの石段がきつい!雨なのか汗なのかわからないくらいずぶ濡れなりながら進みます笑。
そして登った先がこちら。宇和島市街地が一望できますね。
そしてこれがお城。時間があまりないので、写真撮影だけして、下におります!
宇和島鯛めし
お城を降り、昼食を食べにやってきたのは「ほづみ亭」。宇和島の郷土料理が食べられます。
店内はかなり広く、お店の1番奥の一角だけでもこの広さです。
そしてこちらが宇和島鯛めし。出汁に漬け込まれた鯛をタレとともにご飯にのせていただくのが宇和島流らしいです。この鯛が漬け込まれたお出汁がとっても美味しいんです!本場で美味しい鯛めしをいただけて大満足!!
日本屈指の絶景駅、下灘駅へ!
短い時間で宇和島を見た後は、松山方面に向かいつつ、絶景駅として知られる下灘駅へ!
乗車するのは宇和島駅13:46発の特急宇和海18号。まずはこの列車で途中の伊予市駅まで行きます。
列車は宇和島を出た後、少しだけ海沿いを走ります。
うとうとしていると、伊予市駅に到着。ここから下灘駅方面の列車までは1時間待ち時間があるので、少し伊予市駅近くを散策。
歩いて15分ほどの五色浜に向かっています。
こちらが五色浜。海水浴場になっており、泳いでいる人も多くいました。
でも太陽を遮るものはない!暑いので伊予市駅に戻ります!
15:50に伊予市駅に戻り、列車を待ちます。駅前には少しだけカフェのようなものが集まった広場があります。
そして16:11発の普通列車でいよいよ下灘駅へ。
車内はかなり混雑しており、座れませんでした笑。でも前面展望もいい!
喜多灘駅あたりからは海沿いへ。そして伊予上灘駅で多くの人を下ろしたら、いよいよ下灘駅です。
16:34、下灘駅到着!!ずっと来てみたかったこの駅!朝の四万十市は土砂降りの時間もあった中、下灘駅は天気の良いタイミングで来られて幸せ!やっぱり私は晴れ男なんですね笑。
駅には案内専用スタッフがおり、みんなが撮影できるように秩序を作ってくれています笑。この方が写真も撮ってくれます!!ベンチでポーズを取ったりと、みんな思い思いの写真撮影をし、和やかな雰囲気で良い場所です!
色んな写真を撮っているとあっという間に30分が経ち、17:08発の松山行の列車が来ました。
この駅舎に列車がいるのは、ものすごく風情がありますね!わざわざ来てよかったー!!もう少しいたいところですが、この列車に乗って愛媛県の中心地、松山に向かいます!
待望の道後温泉宿泊!
JR松山駅の到着は18:02。ここから道後温泉方面へは、伊予鉄の市内電車に乗り換えです。
18:11の市内電車に乗車。とっても混んでいます。
途中列車は松山城のお堀に沿って道後温泉に向かうので、お城が車内から見えます!
今日は松山城近くの大街道という場所でお祭りがあったらしく、ほとんどの人は大街道駅で下車しました。
市内電車の前面展望を眺めていると、いよいよ標識に「道後温泉」の文字が!
列車は18:36に道後温泉駅に到着!!
風情のある立派な駅舎です。
ちょうど夕陽の時間!!
駅前には坊ちゃんからくり時計があり、30分おきに鳴るようです。
そして駅前から続く温泉街。ここまで賑わっている温泉地は、私の知る限り草津温泉、箱根湯本温泉、熱海温泉くらいしかありません。温泉街としてはかなり賑わっている部類かと思います。
本当は街歩きをしたいのですが、夕食前に温泉に入りたいので、一旦素通り。
駅から徒歩7分ほどで、今夜の宿、オールドイングランド道後山の手ホテルに到着です。和洋折衷のお宿です。
お部屋
そしてお部屋も洋風のトリプルルームです。ゴージャスで良いお宿!!ベッドの寝心地も良さそうです!そしてお部屋にあるお風呂の蛇口が、全て金色です笑。
温泉
画像はホテル公式サイトから引用
こちらのお宿は道後温泉の源泉を引いています。まろやかでさらっとした温泉ですが、入った後はポカポカが持続する温泉でした!
道後温泉がここまで有名で人気になったのは、このお湯の入りやすさと効能があったからなのでしょう。
夕食
今回のホテルは1泊朝食付きプランなので、夕食は外に食べに行きます。
こちらの画像は夕食前に通った道後温泉本館。昔ながらの趣きある建物で、非常に風情があります。
そして歩くこと5分、やってきたのは一進丸道後店。愛媛県の郷土料理がいただけます。
まずはみんなでお酒頼んで乾杯🍻
こちらは伊予柑サワー!
そしてお通しの切り干し大根。
愛媛県名物のじゃこ天に、
鯛の藁焼き!昨日の高知の鰹の藁焼きに続いて、大変美味しいお料理でした。
そしてこちらが豚の炭焼き。炭の香りがふわっと鼻に抜ける!
こちらが豚コロッケ。
そして松山の土鍋鯛めし!宇和島鯛めしは鯛のお刺身と出汁をご飯にかけるタイプですが、松山の方では炊き込みにするタイプ。お出汁が効いていて美味しい!2タイプの鯛めしを食べられて幸せ😊
そして最後に締めの鍋焼きうどん!!
どれも美味しく、愛媛の名物をたくさん食べられて最高の夕食でした!
今日も今日とて、たくさんの絶景を見て、たくさん美味しいものを食べて、大変幸せな1日でした!
明日は今日できなかった松山観光と香川県の観光をしますので、ぜひお楽しみに!