昨日の食事はついでであって


本当の目的は他にありました


どうしても私が行きたかった場所


そこに一人で行くにはさすがに勇気なくて


Yちゃんにお付き合いしてもらいました😀


私が行きたかったのはこちら

ライブハウスですが

昨日はライブの開催なし

それを狙って行ったわけなんですが😅

このようにライブのない日に

BAR営業してる日もあり
その日を選んで伺いました

私がなぜこの店にこだわるのか?

そこは約50年振りに訪れる場所で

この浅尾ビル全体に想い出が詰まっています

かつてアメリカ村がブームになり始めた頃

パームスというディスコが流行っていました
当時の写真です(画像拝借)

1978年アメリカ村の仕掛け人と言われる


日限 萬里子さんによって開業されたそう


その遡ること4年前までは


父がその場所でフラメンコショーを楽しめる


「タブラオ」を経営していました


どんなに検索しても出てこないのですが


当時はメディアにも取り上げられていて


芸能人の方々も訪れるお店でした


本場のフラメンコダンサーやギタリストを


スペインから来日させていて


繁盛していてもかかる経費は莫大だったよう


どんぶり勘定が仇になり


経営していた会社も倒産し


タブラオは閉店しました


私が10歳の頃だったと記憶しています


幼稚園児の頃から堀江に入り浸っていた私(笑)


フラメンコショーをお店で何度も見ていたので


その時の記憶を今とつなげたかった


とてもとても入りにくい入口

Yちゃんに付き合ってもらえてホンマによかった

1人ならドアを押す勇気出なかったな😅

昔は客席だった方が舞台となっていて
当時とは全く違っていましたが

天井の低さやカウンターの位置などは同じで

懐かしさに涙が出そうになりました
BAR営業の日に訪れる一見の客なんて

そうそういないでしょう?とお店の方に問うと

滅多にというかほとんどないそう(笑)

それほどDEEPなお店でした

子供の頃の記憶では広々した店内が

今はとても狭く見えました

オーナーらしき方と少しお話させて頂くと

どうやらこの浅尾ビルは大正時代の建築らしく

NHKから日限 萬里子さんのルーツについて

取材受けたこともあったそう

50年前にトリップできてかなり興奮しました☺️

きっともう訪れることはないと思うので

目に焼き付けてお店をあとにしました

一階の一風堂がある場所には

当時繊維関係の会社があり

二階がフラメンコのレッスン場で

三階が父の貿易のオフィスがありました

ちらっと見に行った二階のお店は営業していて
こちらでコーヒーを頂きましたが

こちらのお店や三階のお店でも
 
ライブを開催しているようでした
浅尾ピル全体が

DEEPなお店の集まりになってて驚きましたが

私のモヤる心を鎮めることができました☺️

長い歴史を刻んでいる浅尾ビルは

今後どのようになるんだろうか?

生きている限り見届けようと思いました