主人と結婚する時
「専業主婦」という選択肢もあったのだけれど
母を一人で仕事させることが忍びなく
ずーーーーっと働く事になった私
長く子供もできなかったしね
昔々、父の会社が倒産した時
母は父の仕事を手伝っていたが
何の資格も持たない人だった
「苦労」とは
父と結婚するまでは無縁の人だったけど
ここから母の苦難は続く
実家の援助があったものの
本当にお金がない時もあったようで
ある日の夕食時に
「食べるものがない」
「買い物に行くお金もない」
そう言ってしくしく泣き出す母
兄が冷蔵庫を開けて
「ママ、卵あるよ❗卵焼き食べよう」と言い
「買い物に行かんでも卵焼きがおかずでいい」
そう言って母を慰めた、らしい
実際はどのような会話だったのか
私はうっすらとしか覚えていないが
母がずっと逸話のように
私に聞かせてくれた
兄の言葉に救われた、とも言っていた
母は自分を奮い立たせて
そこから心機一転頑張りだした
事実、食べることに困った記憶はないんだが
ある日突然貧乏になる
可能性があること記憶に刻まれる
私は美容師にはなりたくてなったんだけど
理不尽な目には散々遇ってきて
パワハラ、セクハラ、モラハラ、スメハラ
何でもありの世界だった
今の時代だったらえらいことやったと思う
時代は変わって働きやすくなったものの
「技術」が身に付かず
辞めていく人も多い
今でも
独立するか
私のように親のお店を引き継ぐか
はたまた「ヘアアーティスト」として
華々しく活躍するか
そうでないと続けられない職業だと思う
私も母のおかげで長く現役を続けられている
卵2つを家族3人で分けあった日から
きっと私の心には
誰かに頼るのではなく
自分の力で生きることの意識が芽生えた
「誰かに養ってもらって」
「誰かに欲しいものを買ってもらって」
「誰かに依存する」
一生それでいけたら幸せなんだろうけど
主人が働いたお金からお小遣いを貰う生活
それが私にはどうしてもできなかった
私は自分が働いていなかったら
プチプラをポチっとして無駄にしたり
「贅沢な食事」を
友人と楽しむ事もできない人間なんだと思う
きっと暗闇エクササイズとは
一生無縁だったはず(笑)
友人が先日離婚した。。。
ご主人の経営する会社が倒産したらしい
金の切れ目が縁の切れ目なのか
ご主人を支える気持ちは全くないらしい😓
離婚を切り出したときの
言い争いの一部を聞かされてゾッとした
俺の稼いだ金を
今まで散々好き勝手に使いやがって❗
これ、本音だろうな。。。
その友人の生活は華やかで
欲しいものは何でも手に入れていた
もうそれができない人とは
一緒に居たくないらしい。。。
今後は家業を継いでいる
お兄様に養ってもらうそう
お義姉様のお気持ち如何ばかりか。。。
陰ながらお察ししてしまうわ😓
夫婦って、何なんやろ?ね。。。と
深く考えてしまった
今週は祭日挟んでリフレッシュできた娘
雨だけど元気良く実習先へ向かいました


